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やせっぽちソプラノのキッチン

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青梅の季節・梅酒     5・18・2010

サンディエゴに越して来て、青梅が売られているのにびっくりしました。それ以来梅酒を作ろうと思いながら、とうとう8年が経ってしまいました。毎年、青梅を見ると梅酒と思うのですが、この次までにどれくらい買ったらよいか調べてからなどと思っているうちに、あっという間に青梅の季節は終わってしまうのでした。日曜日にミツワで青梅を見つけたので、とにかく買わねばと、広口ビンと焼酎も一緒に買い求めました。家で調べましたら、青梅も焼酎も足らず、次の日また早速無くならないうちにミツワへ走りました。

梅をきれいに洗い、ざるにあげ、一つ一つぺーパータオルでふいて竹串で傷つけないようにヘタを取り除きます。こういう作業をしていると母を思い出します。母は毎年梅酒を作り、ラッキョウと梅干を漬けました。

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自家製の梅酒はとても美味しく、それも3年くらい経ったものは琥珀色になり、とろっとして素晴らしい香と味がしました。子どもの頃夏に梅酒を水で割り、氷を浮かせていただくのは3時のおやつの楽しみでした。ところが子どものことですから、すっかりいい気持ちになって、涼を取るつもりがかえって体が火照って困ったものでした。

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青梅1kg 、氷砂糖700g-1kg、焼酎1.8リットルが基本の分量です。この分量は大体の目安で、それほど正確でなくとも良いようです。青梅を水に2-4時間さらしてあく抜きをする方法もあるようですが、私は良く洗ってざるにあげ、一つ一つふいて、ていねいにヘタを取りました。焼酎の半量と氷砂糖半量を入れ物に入れ、かき混ぜるように振ってから24時間置きました。(半量の氷砂糖と焼酎全部を入れて1日置くらしいのですが、何しろ焼酎が足りなかったので、仕方なく半量を使ったのです。)残りの氷砂糖と青梅を入れ、残りの焼酎を静かに注ぎいれ、ぴったり蓋をして、冷暗所に置きました。

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氷砂糖と青梅を交互に入れ、最後に焼酎を注ぎいれる、と言う方法もあるようです。母は氷砂糖、青梅、焼酎の順に入れていたように覚えています。
梅は日本のものより小粒ですが、どんな風に出来上がるか今から楽しみです。
by Mchappykun | 2010-05-19 00:49 | 思い出