前々からこのイタリア料理を作ってみたかったのですが、なかなか鮟鱇のフィレにお目にかからず実現できませんでした。日曜日にニジヤさんで売られていた鍋用にカットされたものを買い求め、料理してみることにしました。
骨と皮を取り、(皮は茹でて酢味噌和えにしました。)薄くスライスします。鮟鱇は魚の中でもぷりぷりしてユニークな食感の美味しい魚です。ソテーしてからキアンティとトマトソースの中で煮ますが、とても美味しくできました。この料理はアンコウの食べ方としては秀逸だと思います。レシピは最後に書きました。
付け合せのサラダはそら豆、アスパラガス、アルグラです。緑の鮮やかな初夏らしいサラダです。
あんこうの薄切り・キアンティとトマトソース添え(Coda al Chianti)
レシピ:Mario Batali [Molto Italiano]
材料(4人分)
鮟鱇のフィレ 450g 1センチの厚さ
エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル ¼カップ
小麦粉 ¼カップ
塩、挽きたて黒胡椒
青ねぎ 白い部分のみ4本
セイジの葉8枚
キアンティ又は辛口赤ワイン 1カップ
オリーブ 大きなもの8個 種を取って半分に切る
トマトソース ½カップ*
冷たい無塩バター 大匙2
イタリアンパセリ みじん切り大匙2
1.鮟鱇をワックスペーパー2枚にはさんで、5ミリの厚さになるように優しく肉たたきで叩く。
2.小麦粉に塩胡椒を混ぜ、魚をまぶす。フライパンにオリーブオイルを熱し、中火で魚を約5分ソテーして皿にとる。
3.同じフライパンにねぎとセイジを入れ、1分炒める。ワイン、オリーブ、トマトソースを入れ煮立たせる。
4.魚をソースに加え、バターをいれ弱火にし約5分魚にソースをからませながら煮る。パセリを加える。
5.皿に盛りサーヴする。
*トマトソース
玉ねぎ(1個)のみじん切りとガーリック(4片)のスライスをオリーブオイル1/4カップで8-10分炒める。にんじん半本のみじん切りとタイムを加え5分煮る。トマトの缶詰(300g 位)を加え、煮立ったら弱火にして30分煮る。塩を加える。
冷蔵庫で1週間、冷凍庫で6ヶ月保存できる。