本来は仔牛の肉の料理ですが、近くのスーパー、ラルフズでは仔牛の薄切りが売られておらず、鶏の胸肉で作ってみました。鶏肉ですと、中までしっかり焼かなくてはならず、多少時間がかかります。魚の焼き網でアルミホイルをかぶせて焼きましたが、香ばしく、なかなか美味しく出来上がりました。
ペコリーノ・ロマーノ(又はパルメザンチーズ)1/2カップ、生パン粉、パセリのみじん切り、松の実、干しぶどう(又はカラント-お湯で柔らかにしておく)、各1/4カップを混ぜておきます。鶏肉は厚いところは観音開きにし、両面をラップで覆い、肉たたきで5ミリの厚さに均一に叩きます。肉に塩胡椒し、チーズのミックスをのせて広げ、幅の狭い方から巻いて行きます。最後は楊枝で留め、塩胡椒し、オリーブオイルを塗ります。
庭の鉢植えで伸び放題のローズマリー。枝を葉っぱごと肉に刺して焼きました。ローズマリーの香がお肉に移って、美味しくなりました。これはMario Batali のレシピを参考にしました。
付け合せの一つはブロッコリ。硬めにゆでてオリーブオイルでガーリックの薄切り、鷹のツメと一緒に炒めます。白ワインを入れて蒸発するまでかき混ぜながら炒め、最後にレモン汁と塩、胡椒しました。
エスプレッソで煮た洋ナシがとても美味しく出来ました。ほとんど甘くなく、エスプレッソとコーヒーリカーの香りがよく、大人のデザートに仕上がりました。
洋ナシのエスプレッソ煮
Jacques Pepinのレシピより
材料(4人分)
洋ナシ(ボスクのような少し固めのほうが良い)4個 皮をむき、底の方から芯をくりぬく。(メロンボーラーを使うと簡単です。また茎は残しておきます。)
エスプレッソコーヒー 2カップ(普通の濃い目のコーヒーでも良いですが、インスタントでないほうが美味しく出来ます。)
水 約2カップ
ブラウンシュガー 1/3カップ
レモンの皮のすりおろし 小匙1
カルーアなどのコーヒーリカー 大匙2
1.皮をむいた梨を丁度4個入る大きさの鍋に入れ、エスプレッソを加え、梨がかぶるくらいの水を加える。砂糖を入れ、煮立たせる。煮立ったら弱火にし、蓋をして柔らかになるまで煮る。(梨の硬さによって時間を加減する。梨がそれほど硬くなかったので、私は20分でしたが、硬いときは30-35分かかることもあります。)
2.梨をボウルに取り、ジュースを1カップになるまで煮詰める。レモンの皮を入れ、梨の上にかける。冷蔵庫に入れて冷す。
3.サーヴするときはコーヒーリカーを皿に注ぎ、梨を置き、エスプレッソをかける。
お好みで、クッキーやアイスクリームを添えても。私はアイスクリームと一緒に頂きましたが、とても美味しかったです。