お正月のおせち料理、そしてその後の素晴らしい中国の家庭料理とアジア系の食事が続いた我が家です。一昨日に続いて、少し洋風のものが食べたくなりました。が、そうかといって、あまりボリュームのあるものでなく、と考えて、表題の料理になりました。
前菜はアマダイをセヴィチェ風にしました。暮れに食べに行った美味しいメキシカンのタコとセヴィチェ。あの味を思い出しながら、少し洋風にしてみました。
トマト(小1個)は種をとり、皮をむいて角切り。オレンジ(小1個)の実も角切り、紫玉ねぎ(1/4個)はみじん切りにして水で洗ってから水を切ります。パセリのみじん切りとレモンの皮(約1個分)の千切り、刺身用アマダイ(約100g)も角切りにして、塩、胡椒、レモン汁(半個)を混ぜて冷蔵庫で冷し、ボストンレタスの上に載せました。これで二人分です。
今までのセヴィチェと違い、あまり酸っぱくなく、魚の味が生きたように思います。夫はこの方が美味しいと言っていました。
メインの包み焼きは、骨無しの鶏の胸肉の皮を除き、横半分に切ってから縦に細く切ります。紫たまねぎの半円の薄切り、赤いパプリカの角切り、(あればグリーンピースを加えると、色もきれいになります。)と塩胡椒、カレー粉、オリーブオイルを加え、手で混ぜておきます。
アルミホイル又はパーチメントペーパーを約30センチ四方に切り、真ん中に鶏肉を置き、余裕をもって端をしっかり折り、200度に温めたオーブンで15分焼きます。とても簡単で、しかも美味しい料理です。このレシピはDorie Greenspan 著「Around my French table」を参考にしました。
付け合せはにんじんとしょうがのピュレです。にんじんを5ミリ厚さに切り、しょうがの粗みじん切りと一緒にひたひたの水で煮ます。水がほとんどなくなり、柔らかになったらフードプロセッサーに汁ごとかけてピュレにし、塩、胡椒、オリーブオイル、牛乳で調味します。生姜がにんじんの甘さを引き立てた美味しいサイドディッシュです。
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