松の内が明ける一月十一日(地方によっては一月十五日)にお供えしていたお餅を木槌で叩き割る、鏡開き。昨日はデル・マーにある居酒屋レストラン「新橋」でこの行事が行われました。居酒屋らしく、実際に木槌で叩き割ったのはお供え餅ではなく酒樽で、「鏡抜き」とも言うようです。が、酒屋さんでは古くから酒樽の上蓋を鏡と言い習わしていたようで、酒樽を開けることも「鏡開き」といって良いようです。
はっぴを着たお偉方が酒樽を割り、皆にます酒が振舞われました。このイベントに景気付けのために、私が最近指揮のお手伝いを始めた合唱団が、日本の歌を披露しました。
団員の数も少なく、お話があってから本番までの時間がなく、準備万端とはいいかねましたが、間の休憩をはさんで、約20曲を歌いました。大勢のお客様から盛大な拍手を戴き、まずは、終わってやれやれでした。
いくらサンディエゴとはいえ、夕方から夜にかけての寒空の中、ストーブがあるとは言うものの、外での歌は大変でした。いらしたお客様、お店の方、そして合唱団の方、ありがとうございました。そして、ご苦労様でした。私のカメラで写真を撮ってくださったSさん、ありがとうございました。
景気の良い鏡開きで幕を開けた私の仕事始め。今年がこの行事にあやかった良い年でありますように。
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