酢の物かセビチェにしようと買ったタコですが、作る段になって、急に違うものが食べたくなりました。それが、じゃがいもとのサラダです。恐らくアメリカ人にとって、タコは苦手な食材の一つだと思います。見た目がグロテスクに写るようです。
確か、イギリスでも苦手な人が多かったような気がします。でも、スペインでは沢山タコの料理を頂きましたから、南ヨーロッパでは好まれている食材なのでしょう。
夕べのこのサラダはイタリアン。マリオ・バターリの「Molto Italiano」を参考にしました。温かいままのじゃがいもとタコ、そして玉ねぎの入ったドレッシングをかけてラップをし、室温に置いて味をなじませます。ポテトとタコの意外な組み合わせですが、とても美味しいサラダです。頂く時はすべてをかき混ぜてください。レシピは下に書きました。
後の献立は鶏のディアブルと紫キャベツの蒸し煮です。紫キャベツ(小半個)は千切りにしておきます。玉ねぎ(半個)の薄切りとキャラウェー・シード(大匙1)をオリーブオイルで炒め、キャベツを加えます。砂糖(大匙1)、赤ワインヴィネガー(大匙2)を加えてかき混ぜ、弱火にして蓋をし、時々かき混ぜながら、キャベツが柔らかになるまで蒸し煮にします。最後に塩胡椒で調味します。温かいままでも、冷めても美味しくいただけます。
タコとポテトのサラダ
レシピ:Mario Batali [Molto Italiano]参考
材料(4人分)
じゃがいも 450g (アメリカでしたらユーコンのようなじゃがいも)
茹でたこ 450g 5ミリの厚さにスライス
青ねぎ 2本 薄切り
イタリアンパセリ みじん切り ¼カップ
EVオリーブオイル カップ1/2
レモン汁 大匙3
紫玉ねぎ 半分 薄切り(私は普通の玉ねぎを使いましたが、紫玉ねぎの方が色がきれいでしょう。)
塩、胡椒
1.じゃがいもは皮がついた丸のまま塩を入れた湯で、柔らかになるまで茹でる。手で触れる熱さになったら、皮をむき、5ミリの厚さにスライスする。
2.タコをサーヴする皿の真ん中に盛り、周りに温かいじゃがいものスライスを並べる。青ねぎとパセリを散らす。
3.小さなボウルにオリーブオイル、レモン汁、塩、胡椒、玉ねぎを混ぜ、タコと温かいじゃがいもの上にかける。皿をアルミホイルでぴったり覆い、室温に約1時間置く。
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