12月というのは、毎日が何ということなくせわしなく過ぎていきます。この忙しいのに、結構面倒なタイのアラを買ってきてしまったことに、少しばかり後悔しました。無駄にするわけにはいかないので、アラ炊きを作りました。
霜降りをして、氷水の中で丁寧にウロコや汚れを取り除きます。昆布を敷いた鍋に水と酒を同量かぶるくらいに入れて、煮立ったらあくを取ります。砂糖を入れて落し蓋をして20分ほど弱火で煮ます。醤油、みりんを入れ、汁をかけながら更に煮込みます。最後にたまり醤油を入れ、くっつり煮詰めていきます。
色は地味ですが、これが本当に美味しいのです。魚を骨までしゃぶることができるアラ炊き。手間をかけた甲斐がありました。ゴボウも一緒に煮るともっとよいのですが、売られているのは2本入りのゴボウのみ。一人住まいには少し多すぎます。1本で買えればよいのですが...
もう一品は牛肉と里芋、シメジの煮物です。この一皿も地味な色になりました。肉じゃがを少し上品にしたような料理です。
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