蕪の美味しい季節です。南カリフォルニアの日本食料品店には、ほとんど年中日本の蕪が売られていますが、今の時期の蕪はやはり美味しいように思います。先日、セラマダタンキッチンの
Nyonyamammyさんが素敵な「蕪の射こみあんかけ」を作っておられました。お客様料理にもなる美しい蕪の射こみ。目が釘付けになりました。
これをどうしても作りたくなり、ニジヤさんから葉つきの蕪を買い求めました。葉っぱは駄目になりやすいので、その日のうちに油揚げと煮びたしにしましたが、夕べはいよいよ本体を使って私流の「蕪の射こみ」を作ってみました。
Nyonyamammyさんはくりぬいた蕪の中に、海老、帆立、栗と豪華な彩でしたが、私がニジヤさんから買った蕪は直径3センチほどの小蕪。沢山の材料は入らないので、海老だけです。
小さいけれどきれいな蕪でしたので、皮は剥かず、葉がついていた方の上部を切り、メロンボーラーで中味をくりぬきます。それを7-8割方蒸して、中に指先大に切って、酒と薄口醤油で下味をつけた海老を詰めました。蕪の蓋と一緒にもう一度海老に火が通るまで蒸します。(葉の根元をきれいに洗い、蕪と境の茶色いところはきれいに削り取ります。)
一方かつお出汁に先ほどメロンボーラーでくりぬいた蕪としめじを煮て、塩と薄口醤油で調味し、上の蕪を蒸して出た汁も加えて、水溶き片栗粉でとろみをつけ、上からかけました。
見た目もきれいですが、とても美味しく出来ました。Nyonyamammyさん、素敵なアイディアをありがとうございました。
メインは鰆の西京漬けです。西京味噌に酒、みりんを加えてのばし、5時間ほど漬けておきました。お皿の左は鮭の皮です。この鮭の皮については後ほどアップします。
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