先日大きなキャベツを持ってきてくださった友達が、今度は大量のにんじんを抱えて現れました。絶句しながら、「私が一人暮らしって知っているわよね。」と聞いてしまいました。これらのにんじん、実は日本の震災のチャリティーで、友達から買ったのだとか。
「ご近所に分けてあげて。」と言われたので、ありがたく頂戴しました。折から震災一年記念の追悼式で、ポットラック(持ち寄り)があります。私は迷わずキャロットケーキとにんじんサラダを持っていくことに決めました。
にんじんはイディッシュ(ユダヤドイツ語)でMore(より沢山の)という意味があり、ユダヤ教の新年、ロシャシャナー(Rosh Hashanah)で、より健康に、より幸せにを祈って食べられる食材です。後付ながら、これからの復興を願う気持ちも込めました。
キャロットケーキは
David Lebovitzのレシピを参考にしましたが、砂糖は彼のレシピよりケーキ本体、フロスティング共に半分に減らしました。私も一切れ食べてみましたが、甘さも程よく、美味しく仕上がっていました。
9インチのケーキ型2個でケーキを焼きます。
クリームチーズにバター、粉砂糖を良くかき混ぜて、真ん中に塗り、2枚重ねあわせ、更にフロスティングします。
にんじんサラダはDorie Greenspan著「Around My French Table」を参考にしました。にんじんの他にレーズン(お湯でふっくら戻す)、胡桃(ローストしました)、パセリ(みじん切り)が入り、ドレッシングはディジョンマスタード(大匙2)、ハニー(大匙1)、りんご酢(1/4カップ)、グレープシードまたはカノラオイル(半カップ)、塩、胡椒を良くかき混ぜてから使います。これはにんじん約450g分です。
これも美味しいサラダです。約600g のにんじんを使いましたが、ほとんど無くなったところをみると、皆さんにも気に入っていただけたようです。
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