蚕豆も春を感じさせる野菜です。東海岸では目にしたことがありませんでした。サンディエゴで始めて蚕豆が売られているのを見て、とても嬉しかったのを覚えています。最近では、普通のスーパーにも置かれるようになりました。少なくともカリフォルニアでは、日本食材の浸透度には目を見張るものがあります。
とはいえ、出始めたばかりの蚕豆の粒は指先ほどの大きさです。お豆のままでは食べた気がしないので、すり鉢ですり、鰹だし汁でのばし、すり流しにしました。真ん中にはやはり鰹の出し汁と少量の塩で味付けした筍。これに木の芽があれば完璧なのですが、外国暮らしでそこまで要求するのは無理。木の芽はたまに日本食料品店で売られていますが、よい値段ですので、普段に使う気にはなりません。
他の料理は鯵ときゅうり、わかめを生姜醤油で。鯵はきつめの塩で締めてから、酢で洗い、削ぎ切り。きゅうりは塩で揉んで固く絞り、水で戻した若布と一緒に盛り付けました。
もう一品はキンキのアラ煮。くっつり煮たキンキの頭、とても美味しかったです。レシピは
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