ラナンキュラスの花畑を訪れた帰りにスーパーに寄って夕食の買い物をしました。姉にスーパーにあるもので食べてみたいものがあるかどうか聞きましたら、アーティチョークという答えが返ってきました。日本の普通のスーパーではまずお目にかからない野菜の一つだそうです。
はるか昔に一度だけ食べたことがあるというので、オーソドックスな食べ方にしました。茎は硬いので根元で切り、下の方の葉っぱは取り除きます。上から1/4ほどの所で横に切り、葉っぱの棘のあるほうは鋏で切り取ります。切り口にはレモンを半分にして汁をすり込みます。
汁を使った残りのレモンと一緒に逆さにして丁度入る鍋に入れ、被るくらいの水を入れます。ペーパータオルで覆い、その上にお皿を載せます。沸騰したら弱火にして40-50分、根元にナイフがすっと刺さるようになるまで煮ます。
茹で上がったら、逆さのままザルに載せて水切りをします。大きな葉っぱの根元の白い部分をマヨネーズで頂きます。見た目は大きいのですが、食べられる所はほんの少しです。
葉っぱを取ると中心部分が残ります。この紫の部分は棘ばかりですから、斜めにくり抜きます。
そして残ったハートの部分を食べます。お芋のような食感ですごく美味しいというわけではありませんが、珍しさもあって食卓が華やかになります。
マヨネーズを食べているようなものですので、是非ご自分でお作り下さい。市販品では台無しです。
他には少しずつ三品。ブッラータとチェリートマト、苺、イタリアンパセリ。バルサミコをかけて戴きました。苺が甘くて美味しかったです。そして勿論ブッラータはいつ食べても美味しいです。
海老のガーリックとブランデー焼き。ガーリック(3片)のみじん切り、玉葱(1/4個)のみじん切り、鷹の爪(1本)、ローリエ(3枚)をオリーブオイルで炒め、水分を拭いた海老を加えます。途中でブランデー(辛口シェリー酒でも良いです。大匙1ほど)を加えて、塩胡椒、最後にパセリのみじん切りを散らします。食卓にそのまま出せるようにキャセロールを使うと便利です。
少しばかり残っていた南瓜はピュレに。皮を剥いて牛乳で煮て最後にバターを加えます。お皿に盛ってからローストしたアーモンドの薄切りを載せました。
難しい料理は何一つないのですが、見た目が豪華な食卓になりました。
ご訪問ありがとうございました。
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