前から作りたいと思っていたレモンタルト。先日思いがけず沢山のレモンを戴きました。このレモンで色々なものを作りましたので、それはまたそのうちアップしますが、このジューシーで美味しいレモンを使って念願のタルトを木曜の集まりのデザートに作ることにしました。
最初は私の大好きなDorie Greenspanさんの本にある、彼女がパリのピエール・エルメから学んだと言う「The most Extraordinary French Cream Tart」を作ろうと思っていました。ところが材料を見て吃驚。23センチのタルト型のクリームに使うバターが大匙23。もの凄い量です。8人で食べたとしても、一人大匙3弱。
バターの少ないレシピはないかと、やはりお気に入りの
David Lebovitzさんのブログを拝見。二つのレシピを見つけました。
考えあぐねていると、いつも素敵なお料理を作られる私の尊敬する
「塩の華さん」が素敵な
レモン・メレンゲ・パイをアップされました。彼女のレシピなら美味しいのは間違いなし。しかもバターも少なくヘルシーです。
上記4つのレシピを何度も読み返し、ああでもない、こうでもないとタルトの台を作ってしまってからもまだ考えていました。
そして、最終的に決めたのはDavid Lebovitzさんの二つのレシピの混合です。理由は、元々私はメレンゲを使わないレモンタルトを作りたかったこと。黄色い色を見せたかったこと。なるたけ沢山のレモンを使いたかったこと、です。でも、David Lebovitzさんのレモンタルトのクリームの材料では卵の白身が二つ余ってしまいます。そこで、残りの白身をメレンゲにして回りだけを飾ることにしました。
レモンがたっぷり入った美味しいタルトになりました。メレンゲを飾るとき、少し焦って思ったようには行きませんでしたが、レモンの香りとさっぱりした味が食後でもすっとおなかに収まりました。
レモンタルト
レシピ:David Lebovitzのブログからレモンタルトとライムメレンゲタルト
を参考
材料
23センチのタルト 以前の
アーモンドタルトを参考にして下さい。
フィリング(レモンクリーム)
レモンジュース 125ml (約4個分)
レモンの皮の摩り下ろし (ワックスのないもの) 1個分
砂糖 65g (マイヤーレモンのようにマイルドな酸っぱさの場合はこの量でよいですが、そうでない場合は100g に増やして下さい。)
バター (私は無塩を使いましたが、有塩でもよいです。) 大匙6
全卵 大2個
卵の黄身 大2個
メレンゲ
卵の白身 2個
塩 少々
砂糖 50-60g
1.オーブンを180度C(350度F)に温めておく。
2.酸に反応しない鍋にレモンジュース、レモンの皮、砂糖、バターを入れて火にかける。
3.ボウルに全卵、卵の黄身を入れてかき混ぜる。
4.バターが溶けたら、少しずつ卵の入ったボウルに入れかき混ぜる。混ざったら鍋に移し変え、弱火で絶えずかき混ぜながらぽってりするまで火を通す。
5.4のレモンカードを漉しながら、タルトに入れ、ゴムベラで平らにする。
6.オーブンに入れて5分。
7.オーブンに入れている間にメレンゲを作る。白身に塩を入れスタンドミキサーでかき混ぜる。砂糖を少しずつ入れながら固く滑らかになるまでかき混ぜる。
8.オーブンから出したタルトにメレンゲを絞って飾る。
9.オーブンをブロイルにしてメレンゲに焼き色をつける。焦げないように目を離さない。(向きを変えながら2-3分で出来上がります。) バーナーを使ってもよい。
10.室温か又は冷蔵庫で冷やしてサーヴする。
ご訪問ありがとうございました。
にほんブログ村