建築家、彫刻家、画家、芸術と自然との調和を具現したアーティスト、
James T. Hubbellの一年に一度のオープンハウスが父の日の16日に開かれました。サンディエゴから車で1時間と少し内陸に入った
ジュリアン(Julian)の街に彼の住居とスタジオがあります。
よく晴れた日曜日。友達と二人でこのオープンハウスを訪れました。まずはJulianの街でランチです。りんごの街として知られるこの小さな街の
Jeremy’s on the Hillというレストランで、友達はシーフードサラダ、私はポルタベッロとズッキニとスイスチーズのサンドイッチを頼みました。
父の日とあって、レストランはなかなかの盛況でした。日曜のお昼に営業しているか確認の電話をした際、父の日だから予約をしたほうがよいです、と言われて予約をしたのですが、確かに正解でした。
お味のほうもなかなか美味でした。
腹ごしらえをしたところで、いよいよオープンハウスです。スタジオへの道路は舗装されていないデコボコの私道ですので、7-8人乗りのヴァン6台がお客さんをピストン輸送です。
現在もここで生活しているHubbellさんの住居とスタジオは小高い丘の上で、周りは山々に囲まれた、正に自然の中の一画です。
広大な敷地の中にスタジオ、キッチンと居間、寝室、息子たちの部屋などが独立した建物として点々としています。
まずは、スタジオ。
2002年の山火事で消失して新たに作り直したというキッチンと居間。そのとき燃え残った木だと思いますが、オブジェとしてそれも絵になります。
床、カウンタートップ、全てが手の込んだモザイクです。現在も使っているとのことですが、とてもきれいにメインテナンスされています。
壁にかけられた彼の絵。
彼の息子がデザインしたというソファー。
音楽にも造詣が深いのか、ハープとキーボードもあります。窓にはステンドグラス。
この彫刻も彼の手によるものです。
大きな石造りの暖炉。天井も木。
居間を出ると寝室につながっています。渡り廊下(?)のような所にもモザイクで出来た小さな池。
寝室は中に入れませんでしたが、写真を撮ることだけは許してくれました。天井からの光で朝は自然に目が覚め、夜の帳が下りれば、床につくのでしょうか。
寝室を出ると、また雄大な景色が広がっていました。
長くなりますので、続きはまた明日。
ご訪問ありがとうございました。
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