久しぶりに友達とレストランでランチをしようという話になりました。でも二人の都合の良い日は日曜日。日曜日にランチをやっているレストランはあまりなく、どうせならゆっくりできる我が家ですることにしました。
急に暑くなってきたことでもあり、今出盛りの野菜や果物をたっぷり使ったランチを考えました。
最初はメロンの冷たいスープ。果肉がオレンジ色のカンタロープに生がの摩り下ろしとライムジュースを一緒にしてフードプロセッサーでピュレに。スイート・ホワイトワインを加えて、メロンボーラーでくりぬいたカンタロープと苺を浮き身に、最後にミントを飾ります。
英語で完熟のことをDead-ripeと言いますが、腐る寸前くらいのよく熟したメロンがこのスープには適しています。2時間以上冷やしたスープはメロンの甘さにしょうがの香りとライムの爽やかさがとても合いました。私はマルガリータのグラスを使いましたが、グラスに入れるとお洒落になり、色を楽しむことが出来ます。
メインはパスタ。赤いパプリカは角切りにして10分ほど少ない水で煮て、フードミルで潰して、ピュレにします。玉葱と胡桃を炒めて茹でたリングイーネを絡め、パプリカのソースと一緒にいただきます。ブレンダーやフードプロセッサーでなく、
フードミルを使うことがパプリカの甘さを引き出しているのだと思います。この
レシピは以前のサイトを参考になさって下さい。
サラダはミックスリーフと最近出始めた無花果、生ハム、ゴートチーズにローストしたピスタチオを散らしました。無花果は半分に切った切り口にバルサミコ酢を塗り、パラッと砂糖を振りかけ、ローストしました。ドレッシングはバルサミコをさっとひとかけしただけです。
ローストした無花果を食べた友達曰く、この一手間が美味しくなるのね、と。確かにただ切ってのせただけとは違った複雑な味になります。
デザートは出盛りの
チェリーを使ったクラフティ。クラフティは色々な果物で何度も作っていますが、チェリーが一番美味しいかもしれません。
沢山食べてお喋りして、とても楽しい一日でした。
メロンの冷製スープ
レシピ:Dorie Greenspan著「Around my French table」参照
材料(4人分)
完熟カンタロープ 大1個(約1キロ)
すりおろした生が 小匙1
フレッシュなライムジュース 大匙1と1/2-2
塩 (私は入れませんでした)
甘口白ワイン 一人大匙1 (Muscat de Beaumes de Veniseのようなものと本にはありますが、辛口でも大丈夫です。)
苺 適宜
ミント 適宜
1.カンタロープは半分に切り、種を取り除く。メロンボーラーで浮き身用にくりぬく。(大体一人4個ずつ)
2.残りのカンタロープの皮を剥き、一口大に切り、フードプロセッサーかミキサーにかける。生がのすりおろしとライムジュースを加えて、更に攪拌する。(ジュースにしてしまわない。)
3.1、2を別々のタッパーに入れて冷蔵庫で2-6時間冷やす。
4.人数分のグラスに3を注ぎいれ、白ワインを一人大匙1加える。くりぬいたメロンと苺(大きいものは半分か1/4に切る)、ミントを飾ってサーヴする。
ご訪問ありがとうございました。
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