何気なく買っておいたオーガニックの鶏の骨、皮なしの腿肉。何にしようか散々迷った挙句、インド料理に決定。インド料理で一番時間を費やすのが、70種類はあるスパイスの棚から、必要なものを見つける作業です。何時もお店のようにアルファベット順に並べておいたら探す時間が短縮されるだろう、と思いながら根がずぼらな私には、何時かやろう、と思うだけで実行に移す気配はまるでありません。
と言うわけで、使うスパイスだけ、早めに取り出してカウンターに置いておきました。これで随分と料理する時間の節約になります。
玉葱、ガーリック、生姜のペーストとターメリック、トマトピュレで煮込んだ鶏肉は、ソースが如何にもインド的になりました。但し、鶏肉はニジヤさんの地鶏の方が味があって美味しいです。
付け合せはインゲンのヨーグルト煮。プレーンヨーグルト(大匙3)に香菜のみじん切り(大匙3)、カエンヌペッパー(少々)、塩(適宜)、砂糖(小匙1)、イングリッシュマスタード(小匙3/4)、クミン(小匙3/4)、レモンジュース(小匙2)を加えておきます。
サラダオイルを熱し、フェヌグリーク(5粒)、クミンシード(5粒)を入れて香りが出たら5ミリの輪切りにしたインゲンを加えて炒め、上記のヨーグルトを加えて弱火で蓋をして、柔らかになるまで(30分くらい)煮込みます。お皿によそってから、ガラムマサラを振りかけます。色は悪くなりますが、これは柔らかに煮た方がインド風で美味しいと思います。
トマトはなんちゃってインド風。角切りにしたトマトに塩、香菜のみじん切り、黒いマスタードシードを振りかけた簡単なサラダです。
自家製レモンピクルスとパパダムも添えて、一層インド風になったと自画自賛です。
鶏肉とじゃが芋のインド料理
レシピ:Madhur Jaffrey著「An Invitation to Indian Cooking」参照
材料(2-3人分)
じゃが芋 中3個 (煮崩れしないタイプのもの、私はレッドポテトを使いました。)
玉葱 中1個 みじん切り
ガーリック 3片 みじん切り
生姜 一欠け みじん切り
鶏肉 (骨付きでも良い)500-600g
サラダオイル 大匙5
シナモンスティック 5-7センチ 1本
ローリエ 1枚
カルダモンポッド (ホール) 4個
鷹の爪 2本(なくとも良い)
黒胡椒粒 2個
ターメリック 小匙1/2
トマトピュレ 大匙1 (私はトマトペースト小匙2を使いました。)
チキンブロス 500ml (私は自家製を使いましたが、ブイヨンキューブでもよいです。)
塩 適宜
1.じゃが芋は皮付きのままゆでて、冷ましておく。
2.玉葱、ガーリック、生姜を水(大匙5)を加えてフードプロセッサーでピュレにする。
3.フライパンにサラダオイルを熱し、中火で、シナモンスティック、ローリエ、カルダモン(中身を取り出す)、鷹の爪、黒胡椒粒、鶏肉を入れてソテーする。鶏肉の全面が狐色になったら別皿に取り出す。
4.玉葱のペーストを加え、更にターメリックを入れて3分炒める。トマトペーストとチキンブロスを加え蓋をして、弱火で15分煮詰める。
5.じゃが芋の皮を剥き、縦に4つに切り、鶏肉と共にソースの中に入れて蓋をして、弱火で鶏肉に火が通るまで、時々上下を返しながら煮込む。
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