今年もまた食べることで始まりました。夕食は朝のお節に何種類かが加わります。
まずはお重のご紹介から。私は毎年茶道の先生だった母が使っていた春慶の茶懐石の小さなお重に一人一人詰めます。
左上から蒲鉾(市販品)。年末にだけ売り出されるおいしい蒲鉾です。伊達巻き、八幡牛蒡、卵の黄身の塩麹漬け。海老の鬼殻焼き、ブリを塩麹に漬けて焼いたもの、蓮根のたらこ詰め、塩麹に漬けたまぐろの海苔巻き、鶏肉の照り焼き、華頂山きんとん、百合根(朝のお節でご紹介しました)、数の子(塩麹漬けと醤油漬けの二種)。
レシピは2013年と同じです。
酢蛸。茹で蛸の足は水分を拭き取り、酒、酢、塩、砂糖を一煮立ちさせて冷まし、切り込みを入れた昆布と一緒に3時間程マリネしました。
お煮しめ。里芋、干し椎茸、蒟蒻、人参、絹さや、銀杏(殻をナッツクラッカーで割ってから塩銀杏にして、殻をむき薄皮をとります。)、すべて別々に炊きました。
甘鯛の翁和え。二日間昆布締めにした甘鯛をとろろ昆布で和えます。とろろ昆布は姉が送ってくれたもので、とても美味しかったです。
自家製干し柿入りなます。胡瓜の皮を松葉に見立てましたが、言わないと気づかないようで、朝は誰も気づいてくれませんでした。
あわせたカクテルは
隅田川暮色。前にもアップしたことがありますが、桜の塩漬けをうかせた風流なカクテルです。
今年は昨年より百合根、甘鯛の翁和え、酢蛸の三品が新たに加わりました。簡単にしようと思いながら、結局は案外豊富な種類を作りましたが、家族に喜んでもらえるのが一番の励みです。
今年も美味しく楽しい食卓を目指し、でも気負わず自然体で毎日を大切に過ごしたいと思います。
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