昨日の日曜日、若い友達とランチをご一緒しました。彼女は亡夫の職場で仕事をしています。従って、夫のことを良くご存知の貴重な友人です。
春らしい素敵な花束を持って来て下さいましたので、夫の祭壇にお供えしました。
最初はタイ料理のレストラン
sab-e-leeに行ったのですが、お店の窓には木材が貼られ、中は空っぽ。何の張り紙もなく、移転したのか潰れたのかも分かりません。
仕方なく、また来た道を戻り、良く行くセヴィチェのお店、
Cafe Secretへ。
パッションフルーツのソースの魚のセヴィチェもエンパナダスもとても美味しく、「終わり良ければすべて良し」と友達が言った通り、満足したのですが、二人ともタイ料理が食べたかったので、ちょっと残念。
ごまが付いている方が野菜の中味、胡麻がない方はチキン。特に野菜(スイスチャードとほうれん草、卵)が熱々で胡麻の香ばしさと相まってとても美味。すべて二人で仲良く半分こ。
デザートとコーヒーは我家へ寄って頂きました。
前の日に作って置いたゴートチーズのケーキ。
オーブンから出したばかりのときは丸く膨らんでいたケーキも
30分もするとこの通り。
外側のクラストはタルトの生地で、中味は卵5個とゴートチーズ約230g、砂糖(110ml)コーンスターチ大匙3とヴァニラエッセンスだけです。
いわゆるチーズケーキとはずいぶん違い、ふわふわでしっとり、とても美味しかったです。そう言えば、昔食べた小川軒のチーズケーキに似ているかもしれません。
私の大好きなDorie Greenspanさんのレシピです。彼女が言うように、白ワインと共にアペタイザーにも、軽食にも、果物を添えれば素敵なデザートにそして朝食にも行ける万能ケーキです。
勿論、半分はお持ち帰りに。美味しいランチとチーズケーキとカプチーノ。美味しいものは会話も一層楽しく、幸せな気分にしてくれました。
ゴートチーズ・ケーキ(tourteau de chèvre)
レシピ:Dorie Greenspan著「around my french table」を参考にして少しアレンジしました
材料(20センチのケーキ型1個:底が抜けるタイプ使用)
カップはアメリカサイズの250mlタルト生地 小麦粉 1と1/4カップ
砂糖 小匙1
塩 小匙1/2
冷たい無塩バター 大匙6 角切りにしておく
卵 大1個
冷水 小匙1
1. 小麦粉、砂糖、塩、バターをフードプロセッサーに入れて、オートミールの大きさになるまで撹拌する。
2.卵をほぐし、冷水を加えてかき混ぜ、3−4回に分けて1に加える。加えるごとに10秒撹拌する。最後は大きな塊になるまで撹拌する。
3. 2をラップに取り、2枚のラップにはさみ、ラップの上から麺棒で直径22センチくらいの円になるように伸ばす。
4. 片側のラップをはがし、バターを塗り、パーチメントペーパーを底に敷いたケーキ型に底と側面を貼付ける。側面の上を出来るだけきれいにする。ナイフで少し削っても良い。余った生地は薄いところに貼付ける。
5.中味を作る間、ラップをして冷蔵庫で冷やす。
フィリング卵 大5個 白身と黄身に分けておく
塩 少々
オーガニックの砂糖 110ml+大匙2
ゴートチーズ 220−250g(8-9oz) クラストのないタイプ(円筒形のクリーミーなもの)室温にしておく
コーンスターチ 大匙3
ヴァニラエッセンス(小匙1/2又はコニャック小匙2)
1.オーブンを400度F(200度C)に温めておく。
2.卵の白身に塩を加えてスタンドミキサーで撹拌する.少し固くなって来たら砂糖大さじ2を少しずつ加えながら角が立つまで更に撹拌する.別のボウルに移す。
3.スタンドミキサー(洗う必要はないです)のボウルに黄身と砂糖100ml、ゴートチーズ、コーンスターチを入れてクリーム状になるまで(3分くらい)撹拌する。ヴァニラエッセンスかコニャックを入れる。
4.ゴムベラで1の白身の1/4を2に加える。混ざったら残りを入れて泡を消さないように切るようにしてかき混ぜる。
5.冷蔵庫から生地を貼付けたケーキ型を取り出し、中に4を流し入れる。オーブンの中断に入れる。
6.15分後、オーブンの温度を350度F(180度C)に下げて、更に30−35分、表面が茶色になりひびがはいるくらいになるまで焼く。(中央に竹串を刺して何もついて来ないならOK)
7.型に入れたままラックに置き、10分経って、少ししぼんで来たら、型から取り出し、ラックにおいて冷ます。
密閉容器に入れて、涼しい室内で二日持ちます。
ご訪問ありがとうございました。