冷蔵庫のお肉のケースには封を切った生ハムのパックのみ。野菜のケースにもめぼしいものがありません。でも、次の日は日本のスーパーに買い物に行く予定ですので、夕べはなんとか有り合わせのもので夕食を作ることに決めました。
何日間も野菜ケースの中で眠っていたじゃが芋と三分の一程余っているフェンネルでスープ。
少しばかり残っていた玉葱(中1/4)をみじん切りにしてバター(小匙1)で炒め、角切りにしたじゃが芋(小2個)と千切りにしたフェンネル(1/3)を加え、更に炒め、水(300ml)を加えます。
野菜が柔らかになリ、粗熱がとれたらミキサーで撹拌。鍋に戻して塩と白胡椒で調味。最後に生クリーム(100−150ml)を加え、フェンネルの葉っぱを飾りました。(これは約二人分の分量です。)
じゃが芋だけのスープよりさらっとして、でも、複雑な味になり、とても美味しいスープでした。フェンネルの香りもほとんどしないので、フェンネル嫌いの方でも大丈夫かもしれません。
メインはボリュームのある海老サラダ。冷凍の海老なので、本当はガーリック炒めにでもしたかったのですが、夜のレッスンを終えて、すぐに食べられるものと思い、サラダにしました。
冷凍海老は殻はついているものの背中がパックリ切られています。海水くらいの塩水で揉むように洗ってから、水がきれいになるまで塩水を流します。こうすることによって、海老がプリプリ生き返ります。
水にローリエ、粒胡椒、鷹の爪、レモンの輪切り、塩を5分程煮立てた中で海老を茹でて、すぐに氷水にとって冷まし、殻をむき、水分を拭き取ります。
冷蔵庫の残り物と鉢植えのものを総動員。ラディッキョ・トラヴィーソ、春菊、パセリ、イエロータイム、セイジ、チェリートマト、アボカド、そして海老。
オーロラソースが合いそうと思ったのですが、マヨネーズもなく、卵もないので作ることも出来ないし、と思って考えたのが、ヨーグルトとケチャップのドレッシング。
プレーンヨーグルト(大匙2)、ケチャップ(大匙1)、レモン汁(小匙1)、生クリーム(小匙2)を合わせましたが、これがとても美味しく出来ました。生クリームを入れたことで、まろやかさが出たようです。
もう一品は生ハムに冷凍庫から自家製干し柿とレモンバームを組み合わせました。レモンバームが意外に合い、これもまた美味しい前菜になりました。
ちょっと遅目の夕食でしたが、一人でワイングラスを傾け、冷蔵庫と冷凍庫の整理を兼ねたにしてはなかなか良かったのでは?と一人で悦に入っていました。
*私がお世話になっている
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「鰈(カレイ)のイタリアン・ソテー」が4月3日の「今日のイチオシ!」に選ばれました。
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