先日グリーンピースの
鞘を使ったスープをご紹介しましたが、青豆ご飯にも鞘が活躍します。
大抵はゴミ箱行きになってしまう鞘も無駄なく使うと得をしたようで嬉しくなります。
豆を取り出した鞘は良く洗い、さっと熱湯で湯がきます。(青臭さを取るためです。)水、日本酒(水の1/5ー1/4)、昆布、少量の塩と一緒に5ー6分煮だします。冷めてからその汁でご飯を炊きます。鞘もチーズクローズ(目の粗い布巾でも)に包んでお米の上に置いておきましょう。
炊きあがったら塩を振ってさっと水洗いしたお豆を入れて蒸らします。器によそってから塩抜きした桜をのせました。ご飯が薄い緑になっているのがお分かりでしょうか。
お豆とお米を一緒に炊くとお豆の色が悪くなります。ご飯が炊けてからお豆を入れて蒸らしただけでは、ご飯にお豆の香りがしません。このジレンマを解決したレシピで、京料理の「木之婦」さんからヒントを得ました。
元々は知野ファームで求めたグリーンピースの鞘がとても美しく、捨てるには忍びなく、色々調べてみたのです。
他の二品は鰈のソテー・エノキの餡かけとカリフラワーと人参、油揚げの煮物です。
鰈は軽く塩をしてサラダオイルでソテー。一方鰹だし汁を吸い物よりやや濃い加減にお醤油で調味して、種を抜いた鷹の爪、えのき茸とさっと湯がいたスナップエンドウを加えて、水溶き片栗粉で餡にしました。
カリフラワー、人参はさっと湯がき、油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、鰹だし汁、みりん、醤油で調味した中で煮ます。器に盛ってから青味に湯がいたラピニと生姜の千切り(水にさらす)をのせました。
四月末から一気に猛暑日となったサンディエゴですが、日曜の今朝はいつもの気温に戻ったようで、やれやれです。日本はゴールデンウィークの真只中でしょうか。良い祝日をお過ごしください。
ご訪問ありがとうございました。