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やせっぽちソプラノのキッチン

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塩と黒胡椒風味のココア・ショートブレッド

合唱のパート練習の後にお出しするお菓子を何にするか考えていました。ケーキもタルトもクッキーもずいぶん色々なものを作ってお出ししましたから、段々種切れになってきています。数人でシェアーできて、食べやすいもの、夜でもすっと手の出るもの、と考えながら、お菓子の本をパラパラめくり、やっと思惑通りのものに行き当たりました。

それが表題のショートブレッドです。バターが沢山入るのは少し気にかかりますが、一人2ー3枚なら一人分のバターの量はそれほど多くにはなりません。

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思った通り、サクサクとしてとても美味しいショートブレッドになりました。召し上がった方々が、「甘さ控えめで、大人の味ね。」「アメリカでこんな美味しいクッキーは始めて。」と何十年もアメリカに住んでいる方からも褒められました。

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確かに、手が止まらぬ美味しさです。「ワインにも合いそう。」という声も上がりました。デザートにもアペリティフにもいけそうです。

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お陰さまで、練習の後も話が弾み、かれこれ1時間近くもお喋りを楽しみました。(ちなみに飾りの花は球根ベコニアで食べられます。)


塩と黒胡椒風味のココア・ショートブレッド
レシピ:Dorie Greenspan著「Baking」を参考
材料 (直径約4センチの丸形30枚)
カップはアメリカサイズの250ml


小麦粉(アメリカのall purpose flour) 1と1/2カップ
無糖のココアの粉 1/2カップ
無塩バター 大匙16 (アメリカではスティック2本分)約220g 室温にする
粉砂糖 2/3カップ
卵 大1個 黄身と白身に分ける
塩 (fleur de selなら小匙3/4、シーソルトなら小匙1/2)
粗挽きの挽きたて黒胡椒 小匙1/2
ピュア・ヴァニラエッセンス 小匙1

1. 小麦粉とココアを一緒にふるいにかける。

2. スタンドミキサー(ハンドミキサーでも)でパドルのアタッチメントでバターをクリーム状にする。粉砂糖を加えて更に良くかき混ぜる。

3. 卵の黄身、塩、胡椒、ヴァニラエッセンスを加え更にかき混ぜる。粉とココアのミックスを3回に分けてゆっくりかき混ぜる。

4. まな板の上にラップを敷き、生地の半分をラップの中で直径約4センチの円筒状にして、ラップに包んだまま冷蔵庫で固める。残りの半分も同じようにする。(4時間以上置く。4日まで冷蔵庫に入れておける。)

5. オーブンを350度F(180度C)に温める。

6. 円筒形の生地を厚さ8ミリほどにスライスして、パーチメントペーパーを敷いた鉄板に2ー3センチ間隔に置く。

7. 残りの卵の白身を刷毛で表面に塗る。上から引き立て黒胡椒(分量外)を振りかけ、更に粒状の塩(分量外:fleur de sel又はシーソルト)を真ん中にのせる。

8. オーブンの真ん中に入れ、7分、鉄板の向きを変える。更に7分、表面が少しひび割れた頃取り出して、ラックに置いて冷ます。

*料理で一番大事なのは材料の質だと思っています。いつも使っているものはほとんどオーガニックです。ことにアメリカでは砂糖はオーガニックのものの方が甘さがくどくありません。

小麦粉:King Arthur のオーガニック
無塩バター:私がいつも使うのはCloverかOrganic Valleyの発酵バター(Cultured Butter)です。

砂糖はオーガニックであればブランドで違いはないように思います。



ご訪問ありがとうございました。
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by Mchappykun | 2014-07-19 02:06 | レシピ