スペインの小さな街、クエンカにお住まいのasuさんのブログ、
mis favoritosに載っていたトマトの冷製スープ、
サルモレホ。見たときからずっと作りたいと思っていました。
10年以上も前、もう名前も忘れてしまったスペインの小さな街の行き当たりばったり入ったレストランのトマトのサラダ。太陽の光を一杯浴びたことが分かる美味しさでした。
スペインのお野菜は本当に美味しい。ですから、このスープを作るなら、スーパーでなく知野ファームのトマトで作ろうと思い定めていました。なかなか知野ファームへ行く機会がなかったのですが、昨日、やっと訪れることが出来ました。
閉まる直前だったからか、真っ赤な色のトマトはなく、黒味がかったものしかありませんでしたが、完熟トマトです。
思った通り、とても美味しいスープになりました。トマトの皮も種も全部そのまま、少量のガーリックと一緒にミキサーにかけるのです。パンを水に漬けて柔らかにしてから絞って、つなぎにするのはスペイン特有なのでしょうか。
アーモンドの冷製スープも同じ調理法でした。
少量の塩とオリーブオイルと赤ワインヴィネガーを加えて冷蔵庫で冷やしたら、まるでゼラチンでも入れたようにぽってりとなりました。生ハムの塩気とゆで卵がトマトにとても合います。
夜になってもなかなか気温が下がらず、これほど暑い日が続いているのは、12年前にサンディエゴに越して来てから始めてのことです。こんな夕べにピッタリの冷製スープでした。asuさん、素敵なレシピをありがとうございました。
ご飯の支度に火も使いたくなく、生ハムと無花果のサラダ。無花果は十字に切り込みを入れ、バルサミコ酢をたらして、数分オーブントースターでローストしました。その他はレタス、ラディッキョ、ミニトマト、ゴートチーズ、胡桃。
もう一つ、知野ファームでお目当ての玉蜀黍は売り切れていたので、帰りに1本だけWhole Foodsで買い求めました。5分蒸したホワイトコーン。とても甘かったのですが、水っぽい。やはり知野ファームの玉蜀黍には敵いません。でも、1本69セントなので、仕方がありませんね。
ご訪問ありがとうございました。