今年は例年になく日本からの直輸入の生秋刀魚が日本食料品店で売られています。今まで2回塩焼きが食卓に載りましたが、たまには違った料理も食べたくなり、イタリア風のソテーにしてみました。
頭と内臓を取って水分を拭き取った秋刀魚は少量の塩を振って、片栗粉をまぶし、オリーブオイルで表面がカリッとなるようにソテーします。
秋刀魚を皿に盛り、ミニトマト、ガーリックのみじん切り、種を抜いた鷹の爪、ケイパー、黒オリーブ(出来ればオイル漬け)の粗みじん切り、アンチョビ・ペーストを同じフライパンで炒め、辛口白ワインを加えて少し煮詰めてソースにしました。
お刺し身に出来るくらい鮮度が良ければ、内臓をソースにしても美味しいでしょうが、日本からはるばる空輸されたものですので、捨てました。
目先が変わって、これもまた美味しいと思いました。
前菜は友達から頂いた御所柿と生ハムと石榴とバジル。
サラダはルッコラとグリルした松茸。レモンのゼストとジュース、オリーブオイル、そして出来れば結晶塩。
どの一品にも秋を感じさせる食卓になりました。
ご訪問ありがとうございました。