草が萌え始めた北カリフォルニアの山で、茸狩りを兼ねたハイキングに行きました。朝のうちは霧に覆われていたサンフランシスコですが、徐々に晴れてハイキング日和。
春に茸?と不思議だったのですが、北カリフォルニアでは春にも茸が採れるようです。十数人のグループに野生の食べ物に詳しいエキスパートが二人、講義をしながらのハイキングです。
書き留めておかなかったので、名前は忘れてしまいましたが、時たま食べられる茸に遭遇。
これは食べられる葉っぱ、ワイルドリーク。
土筆に似たこの植物も食べられます。
枝先の若い葉っぱも食べられるそうです。お味はやっぱりワイルド。
ターキー・ヴァルチャー(禿鷹の一種)が野原から飛び立ちました。
往復約10キロの山道を上り下りし、皆で脇道に入りながらの茸狩りも不発。前日にもまた2ー3週間前にもこことは少し離れた山ではかなりシャンテレルが見つかったと言って写真を見せてくれましたが、この日は何の収穫もなくハイキングは終了。
駐車場に帰り着くと、主催者から参加者へ嬉しいプレゼント。乾燥茸(ブラック・トランペット)とアイスボックスに入れておいたフレッシュなイエロー・シャンテレル。思いがけないプレゼントに皆ニコニコ。
帰りの車窓から。夏になるとこの人工湖の水量は半分に減ってしまうそうです。今は緑の山も夏には茶色になってしまいます。乾燥しているカリフォルニアはこの時期が一番美しいのです。
途中で美味しいお肉屋さんに寄り、ポークチョップを調達。
この日の夕食は三人の共同作業。娘がポークチョップを2時間ほどブライン、焼いたのは婿さん。
私がブロッコリーニを茹でてソース(ディジョンマスタード、白ワインヴィネガー、胡椒、オリーブオイル)を作り、じゃが芋と皮付きりんごを一緒に茹でてマッシュポテトに。
ポークの焼き具合がパーフェクト。きちんとお肉に温度計を突き刺して中の温度を確かめていました。
そして、ハイライトはもちろんプレゼントのイエロー・シャンテレル。娘が料理したシンプルなバター炒めがとても美味しかった。
春の息吹を一杯感じた楽しい日曜日でした。
ご訪問ありがとうございました。