夕食に予定していたチキンの量があまり多くありません。二人分ならよいのですが明日のお弁当の分までは出そうにありません。そこで、野菜をたっぷり入れたシチューにすることにしました。でも今は夏。そこで見つけたのが、マリオ・バターリ(Mario Batali)の「Molto Italiano」にあったスパイシー・シチリアン・チキン。
じゃがいも、パプリカ、なす、トマト、セロリ、にんじんと鶏肉を赤唐辛子と赤ワインで煮込んだ一品です。色とりどりのきれいな一皿になりました。
赤唐辛子のピリッとした辛さとミントの爽やかさが夏にぴったりだと思います。
付け合せは緑色のトマトにきゅうりをヨーグルトのドレッシングであえました。これも涼しげな一品になりました。
スパイシー・シチリアン・チキン
チキン(骨付きでも骨なしでもお好きな方)を大きめに切って塩胡椒し、オリーブオイルで両面を焼く。
鶏肉をとり出した後、大きめに切ったじゃがいも、5センチ長さのセロリ、赤、黄、緑のお好きな色のパプリカ2個を1-2センチ幅に切ったもの、なす、にんじんも大きめに切り、トマト(出来ればイタリアントマト)は小さめに切り、炒める。
更にグリーン・オリーブ(種の無いもの)半カップ、ケイパー(大匙2)、赤唐辛子(種を取って5本)入れて炒め、塩胡椒する。辛口の赤ワイン1.5カップを入れて、チキンを戻し、煮立ったら弱火にして、蓋をしてチキンが煮えるまで煮込む。
(骨付きと骨なしではかかる時間が違います。骨なしの場合は野菜が大方煮えてからお鍋に戻してください。)
最後にフレッシュ・ミントとパセリを刻んだものを入れてかき混ぜる。お好みで更に赤唐辛子のフレークを振りかけてください。
茄子が無かったので、私はズッキニを使いましたが、おいしかったですよ。