第五日目 -ホノルル(Honolulu)- 8・6・2009
マウイ島からオアフ島に向かう途中モロカイ島が見えました。
ホノルルの空港でタクシー乗り場が分からずうろうろしていると、アメリカ人のお兄さんがタクシーを探しているのか、と聞いてきました。そうです、と答えるとそのお兄さんはタクシーの運転手さんで、しかもタクシーはその一台しか止まっていません。タクシー乗り場と書かれてあるわけでもなく、他の空港と違って誘導する人もおらず、ちょっと心配でしたが、ままよ、と乗り込みました。ハイウェーの渋滞には驚きましたが、心配することもなく、滞在先のホテルニューオータニに無事着くことが出来ました。
マウイに比べるとホノルルは大都会です。30年以上前にホノルルにやってきた時も、ワイキキの海岸のすぐそばまで高層ビルが押し寄せてきていて、びっくりしたものでした。
ホテルのベランダからの景色
さて、ホテルで一休みすると、早、夕食の時間です。ホノルルはやはり和食のお店が沢山あります。ホテルからそう遠くないといっても歩ける距離ではないので、タクシーで居酒屋呑兵衛(Izakaya Nonbei)に出かけました。このお店はガイドブックFodor’sに載っていたお店です。この本の中に、一ページを使って居酒屋についての説明があり、そこにお勧めの一つとして載っていたのです。
私たちはここで、松皮ガレイの薄作り、もろきゅう、砂肝とねぎの味噌煮込み、モイというハワイのお魚の塩焼き、最後にシジミのお味噌汁とおにぎりを戴きました。
三世か四世と思われるお店のご主人にモイというお魚は昔は王様しか食べられなかったことを教わりました。お値段からすると、今でもめったに獲れない貴重な魚なのでしょうか。イシモチに似たような食感でおいしい魚でした。
来ているお客様も半数以上が日本人、といっても観光客ではなくホノルルに住んでいらっしゃるような方々で、外観もインテリアも日本そのままの居酒屋でした。
何だか日本に帰ったようなくつろいだ気分になりました。