やせっぽちソプラノのキッチン

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メルボルン旅行記(3)         8・30.2009

 メルボルンから帰ってきて以来サンディエゴではとてつもなく暑い日が続いています。わが家は比較的海に近いこともあって、普通は一年のうち、暑いと感じる日(気温が30度を超える日)は2-3日しかないのですが、今も午前10時現在で28度もあります。今日も暑い一日となることでしょう。

 日本の民主党大勝利のニュースやこの暑さの中、冬のメルボルンが遠くに感じますが、記憶が薄れないうちにアップします。


第三日目 -メルボルン-   8・24・2009

 この日は夫の会議の第一日目。ホテルの下にあるヴィヴァルディで朝ごはんです。9.9ドルのセットで、お腹一杯。

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 メルボルンの市内はトラムがとても便利です。観光客のための無料のシティー・サークルがダウンタウンの周りを走っていますし、トラムには2時間券や一日券があり、その切符もホテルで買うことが出来ました。

 25年前もよくトラムに乗ってあちこち行きました。でも、トラムに乗った記憶はあるのですが、娘を連れてどこへ行ったかあまり覚えていません。Jさん、BさんのほかにMさんは何度も私と娘を招いてくださいました。Mさんご夫妻はワインと食べることが大好きで、奥様も料理がお上手でした。ピスタチオの入った子牛のひき肉のミートローフはほうれん草にくるまれていて、今でも鮮明に覚えているほど素人離れした一品でした。ウィークデーのランチに私と娘を招いてくださった時も、おいしいオーストラリアの白ワイン一本を二人で空けてしまいました。私はグラスに一杯くらいしか飲みませんでしたから、殆ど彼女一人で飲んでしまった勘定です。

これは25年前のメルボルンの街角の写真です。服装と車のデザインが時代を感じさせます。
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 皆から親切にしていただいたことはまるで昨日のことのように覚えているのですが、平日に娘と何をして暮らしていたのでしょう。キッチンが付いていたので、あまりレストランに行かずに、食料品を買いに出かけたはずです。ゆでたロブスターを買ったのを覚えているので、魚屋さんが近くにあったのでしょう。毎日クイーン・ヴィクトリア・マーケットに買いに行ったわけではないでしょうから。このマーケットはメルボルンではとても有名です。25年前に行った時はその大きさにびっくりしたものでした。今回も覗いてみたいと思ったのですが、曜日と時間が合わず、行くことが出来ませんでした。

 さてこの日、二駅ばかりトラムに乗って行った所は国立ヴィクトリア美術館(National Gallery of Victoria: International)、略してNGV。ここで「ダリ展」を開催しているのです。

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 私はダリのシュルレアリストとしての絵しか知りませんでしたが、初期の写実的な絵のはっとするほどきれいな色使いや、共同制作の映画、或いはパリのファッションのポスターなど、ヴァラエティーに富んだ作品の数々で、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 NGVの常設の展示を見終わるともうお昼の時間です。またトラムでダウンタウンの中心に戻り、ガイドブックで見つけた魅力的なアーケード街へ向かいました。

ブロックアーケードのしゃれた店
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 散々歩いて疲れた頃、いつの間にかチャイナタウンまで来ていました。ついたばかりの日に見つけたおいしそうな餃子のお店に行こうか、と考えましたが、一人で行ったら夫に悪いと思い、日本のラーメン屋さんに入りました。ここは熊本ラーメンでしたが、わざわざメルボルンで入るほどもないお店で、ちょっとがっかりしました。でも、日本人の駐在員と思われる方や若いオーストラリア人で一杯でした。

 平日だと言うのに、ダウンタウンは沢山の人が歩いていました。オーストラリア人は大柄な人が多く、皆大またで早足で通り過ぎます。東洋系の顔も大勢います。25年前にはこれほど多くの東洋人がいた記憶はありません。恐らく香港人が1999年以前に大量に流れ込んだのでしょう。

 Jさんの奥さんの話では、チャイナタウンも昔は小さかったけれど、徐々に大きくなっていったとか。きっと、25年前にはそれと気づかぬほどの大きさだったのかもしれません。

 がっかりしたラーメンから立ち直るために、またアーケード街へ戻り、偶然見つけたおいしそうなケーキがガラスケースに並んでいるカフェに入りました。ローレント(Laurent)と言うお店は私の勘に狂いなく、コーヒーもケーキもとてもおいしく、明日の朝食のためにハムとチーズのクロワッサン・サンドイッチを買いました。 お店の方に撮影を禁止されたので、残念ながら写真はありません。興味のある方は、上のLaurentの字をクリックしてお店のホームページをご覧下さい。
 
ロイヤルアーケード
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 会議が終わって疲れて帰ってきた夫。会議場と同じホテルに宿泊したのは本当に正解でした。

 夕食は東南アジアの屋台料理にヒントを得たというトレンディなレストラン、ジンジャーボーイ(Gingerboy)。透明なアクリルの椅子や照明がモダンな店内は、勤め帰りらしい人々で賑わっていました。出掛けに一応予約をしたのは正解だったようです。

 ここで私たちが戴いたものは、
Hot & Sour Banana Flower Salad with red onion、Mint and Crispy Fish
これをどんな風に日本語に訳せばよいのでしょう。
さしずめ、「酸辛味のバナナの花のサラダ、紫たまねぎ、ミントとカリっとした魚添え」となるのでしょうか。

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バナナの花が少ししか入っておらず淋しかったのですが、タイ風の味付けでおいしかったです。

これは、塩と胡椒味の鶏のスペアリブ、グリーンチリ醤油添え
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塩味が少しきつめでしたが、鶏肉もジューシーでおいしい一品でした。

キャラメライズした牛のほほ肉、ホット・アンド・サワーサラダと香味のきいたピーナッツペースト。
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牛のほほ肉がとても柔らかく、ソースがおいしい優れた一皿でした。

ウェーターさんがこの牛のほほ肉と一緒に勧めてくれた、コーンケーキのフライ。コーンの粒とたまねぎの甘さがおいしく、写真を撮るのも忘れてついつい手を伸ばしてしまいました。気が付いた時は残り一個。あわてて最後の一つを写真に収めました。

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 ジンジャーボーイはEzardの姉妹店。インターネットで調べた限りでは、Ezardを少しカジュアルにしてお値段も低めに設定したようです。アメリカドルが弱い昨今、外国へ行くと物価が高く感じられます。そんな時、おいしくて感じの良いお店でしかもリーズナブルなお値段だと、本当に嬉しく思います。そういうわけで、とても満足してこのお店を後にしました。
                                          (続く)
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by Mchappykun | 2009-08-31 02:51 | 旅行