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やせっぽちソプラノのキッチン

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タイ北部の魚料理・セヴィチスタイル  9・12・2009

 二日前にタイ料理を作ったばかりですのに、また挑戦しました。タイ語ではPlah Bplah Talay, 英語ではLime-Cooked Halibut Dressed with Roasted Chilli Sauce, Toasted Coconut, And Peanuts。日本語ではさしずめ、ライムジュースでしめたひらめ、ローストした唐辛子ソース、こんがり焼いたココナッツとピーナッツ添え。とでも訳しておきましょうか。Halibutはおひょうのような大きなひらめです。魚は海の魚なら、キンメダイやスズキでもよいそうです。タイ北部では川や湖から釣ってきた淡水魚も使うそうです。私はスズキの一種であるシーバス(Seabass)の刺身を買ってきました。

 この料理に使う材料は近くのアメリカのスーパーマーケットでは手に入らないと思い、よく行く中華のマーケット、99ランチに行ってみました。殆どのものが手に入りましたが、どうしてもなかったのがRoasted Chilli Paste (Nahm Prik Pow)。ローストしたチリのペースト。仕方なく、Fresh Chilli Pasteを代わりに買ってきました。

 それともう一つ、細かく切ってあるドライのココナッツ。絶対に甘いのは使わないで下さい。と書いてあったので、殆ど諦めかけましたが、なんと冷凍ものでありました。ただ、ドライではないのです。でも砂糖を加えていないのでこれでよしとして、それにお値段が1ドルちょっとなので買い求めました。

 いつも思うのですが、このような中華やアジア系のものはとてもお安いのです。先のチリペーストも1ドルちょっと。フィッシュ・ソースなども高くても4ドル。安いものは2ドルです。そこへいくと、日本の食料品は高いですね。

 さて、セヴィチとも全く違って、もっと複雑な味でとてもおいしかったです。サンディエゴでは材料を手に入れるのは比較的簡単ですが、日本ではどうなのでしょう。日本のスーパーマーケットの事情が分からないので、なんとも言えません。

タイ北部の魚料理・セヴィチスタイル           9・12・2009_a0127398_2374626.jpg


フレッシュ・チリ・ペーストを舐めたらとても辛かったので、書いてあるよりもずい分と少なくしてしまいました。タイチリとシャロットは入れましたが、もう少し辛くても良かったようです。辛さは好き好きですから、ご自分のお好みで分量を加減して下さい。

レシピは続きに書きました。これと一緒に作った揚げた魚のガーリック味はまた後でアップします。



ライムジュースでしめたひらめ、ローストした唐辛子ソース、こんがり焼いたココナッツとピーナッツ添え
Plah Bplah Talay(Lime-Cooked Halibut Dressed with Roasted Chilli Sauce, Toasted Coconut, And Peanuts)
 Kasama Loha-Unchit「Dancing Shrimp」より

材料
おひょう、ひらめ、スズキ、きんめだいなどの刺身450g
ライム汁¼カップと大匙1
シーソルト(海の塩) 小匙1/2
レモングラス 3-4本
甘くないドライのココナッツの千切り  1カップ
ローストしたチリペースト½カップ
ナンプラー大匙1
砂糖  小匙2
タイ唐辛子(フレッシュなもの) 4-8本:なくともよい
シャロット 2かけ (たて半分に切った後、横にスライス):なくともよい
塩気のないローストしたピーナッツのみじん切り  ½カップ
タイバジル    ½カップ
香菜(シアントロ)  ¼カップ

魚を長さ5cm厚さ 5mから1cmのにスライスして、1/4カップのライム汁と塩を加えて混ぜる。2-3分毎にかき混ぜ、魚によくライム汁がかかるようにする。

レモングラスの硬い部分をむき、根から半分くらいまでを薄い輪切りにする。ココナッツを中火できつね色になり良い香がするまでからいりする。

ボウルにチリペースト、残りのライム汁、ナンプラー、砂糖を入れてよくかき混ぜる。辛いのが好きな方は、タイチリのスライスとシャロットのスライスを入れる。

魚が半透明になったら、(20-30分後)レモングラス、とピーナッツを入れ、さらにチリペーストのミックス、ココナッツ、バジルを入れてかき混ぜる。皿に盛り、香菜で飾る。
by Mchappykun | 2009-09-13 02:45 | レシピ