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やせっぽちソプラノのキッチン

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かぶら蒸し         1・2・2009

元旦の夕ご飯は朝のお節にスズキのこぶ締め、エビの鬼殻焼き、鶏肉の照り焼き、かぶら蒸しを足しました。かぶら蒸しは吉兆さん曰く、「冬料理の大黒柱」なそうです。茶碗蒸しより少しおしゃれな感じがします。

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今回中に入れたものは、うなぎ、エビ、ゆり根、ぎんなんです。ゆり根は29日、ニジヤさんに最後の1パックを見つけました。すべて火を通し、温めておきます。かぶを皮のついたまま茎を持っておろし、水気を切って、少量の長芋をすったものと、卵の白身を箸で少しあわ立ててものと一緒に混ぜます。ニジヤさんのかぶは小さかったので4人分で12個使いました。日本でしたら、今の時期、聖護院かぶがあれば、そちらのほうがよいでしょう。卵白は1個。

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うなぎやエビなどの材料の上にかぶと卵白を混ぜたものを載せて、きれいにならします。真ん中に戻したきくらげを載せて蒸し器で蒸します。大きさにも寄りますが、10分くらい蒸します。蒸しあがったらあんをかけます。あんはかつおのだし汁2カップにしょうゆ大匙2、酒大匙1を合わせ、大匙山盛り1のくず粉に大匙3の水で溶いたものを少しずつ入れて、濃いあんを作り、かぶらの上にたっぷりかけます。

吉兆さんの本(湯木貞一著「吉兆味はなし二」)にはかぶら蒸しにはきくらげとわさびは約束のようなものと書いてありましたのに、うっかりわさびを見逃しました。勝手に吉兆さんはわさびなしと思い込んでしまったのです。今回はわさびなしでしたが、それでも負け惜しみでなくおいしかったです。

このところ、このうっかり、と思い込みがとても多くなっています。元旦からこの調子では先が思いやられますが、今年のあとの364日はそれらがないように気をつけたいと思います。
by Mchappykun | 2010-01-03 01:59 | レシピ