やせっぽちソプラノのキッチン

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冬の東京(2)                1・30・2010

第二日目  1月23日(土) 

浅草ビューホテル、23階の部屋から朝日を見ることが出来ました。遠く真ん中に見えるのが現在建設中の東京スカイツリー。暗いので分かりませんが、写真の中ほどが浅草寺です。東京はどこから眺めてもビルばかり。

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さて、朝食を求めて浅草、国際通りを歩きます。常春のサンディエゴからやってくると、やはり風の冷たさに一瞬身が縮こまります。でも、この寒さもなんだか気持ちがいい。

あらかじめネットで調べておいた朝食を出すチェーン店、七福弁天庵 に入ります。私が頼んだものはとろろ朝食。とろろ、海苔、生卵、素うどん、ご飯、漬物がついて380円。夫は玉子焼き朝食で掛け蕎麦を頼みました。これも380円。おうどんも熱々だし、とろろにたまごを入れて、ご飯にかけて、これぞ日本の朝食。おいしかった!この味でこのボリュームでこのお値段。やみつきになりそう。

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一旦ホテルに戻ってから、浅草寺に向かいます。途中、花やしき通りをぬけます。浅草寺の境内ではいかにも下町らしくお姉さんとお猿さんのパーフォーマンス。
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午前10時を回ったところですのに仲見世通りのこの込みよう。お店を覗くこともままならず、ざっと見ながら歩きました。

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浅草に来たからには是非訪れたいのが河童橋の道具街。ここにある和食器のお店、田窯が私のお気に入りです。割れ物なので持って帰らねばならず、どうしても買う数に限りがあります。ここは店長さんを始めお店の方の対応がていねいで、外国に持ち帰るといいますと、梱包もとても丁寧にしてくださいます。ここで買った食器類はそのうちぼちぼち料理で使った時にご覧に入れます。でも、これしか買わなかったの?というほど少ししか買えませんでした。梱包をしっかりすると、大きな荷物になってしまうのです。

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さて、お昼ご飯に向かった先は浅草の並木藪蕎麦
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12時を回っていたので、お店の外で10分ほど待ちました。夫はお銚子も頼みました。つまみは板わさ。旅行の最中ならではのお昼のお酒。お通しで出てきた蕎麦味噌がおいしかったです。夫も私も鴨なんを頼みました。長いままの葱と鴨のつくねがとてもおいしかったですよ。もちろんお蕎麦も。本当はざる蕎麦を食べたかったのですが、そうするとおかずがてんぷらくらいしかなく、鴨なんになりました。向かいに一人で座っていた中年の男の方。なかなかの通らしく、手酌でお酒を飲みながら、鴨なんのぬき(蕎麦抜き)などをゆっくり召し上がっておりました。老舗らしく、通にも人気のあるお店なのですね。

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午後は疲れを取るためにホテルでゆっくりしました。そして夕食に向かった先は鎌寿司
このお店はある方のブログで何度も出てきて気になっていたお店です。ネットで色々調べて、値段の割には良さそうでしたので、一応3-4日前にアメリカから予約を入れておきました。

お通しで出てきたゆりね。
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少し食べてから写真を撮っていないことに気づき、慌てて撮りました。江戸前のコハダが酢の加減も丁度よく、最高でした。江戸前は少なくなってきているのだとか。煮ハマも、アオヤギもおいしかったです。

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エビのうに和え
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さわらを焼いてから出汁と醤油の汁をかけたもの。これもおいしかった。
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中トロのマグロも脂っぽくなく、本当においしかった!残念なのは、すしを置くカウンターの色が赤なので、すしが映えないのです。これが木製だったらもっときれいなのにと思いました。

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これはお醤油をつけずにこのまま食べて、と言われて直接手のひらの上に置いてくれたものが沢山あり、それらは写真に撮ることが出来ませんでした。

本場、栃木産のかんぴょう。柔らかくてうまみがあります。昆布巻きに出来るしこしこと硬いかんぴょうは本当のかんぴょうではないとご主人はおっしゃいます。

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北海道産のウニ。やはりサンディエゴのウニとは一味も二味も違い、磯の香りと味が濃くとてもおいしかったです。
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材料にこだわる栃木弁のご主人。気取らないご主人との会話も楽しく、「随分入ったね」とご主人に言われたように、本当に沢山戴きました。

最後にもう一度コハダを握ってもらい〆めとしました。

この日は土曜日。私たちのほかに途中からなじみらしい男性一人が入ってきただけで、まるで貸し切り状態。ご主人の話ですと、昨年あたりから、土日はめっきり人が入らなくなったそうです。やはり不況のあおりでしょう。

東京にはそれこそ星の数ほどおすし屋さんがあります。何年か前、まだ東京のミシュランガイドが出ていない時、現在三ツ星の新橋の「水谷」に伺ったことがあります。以前から究極のおすし屋さんとして名高いところです。確かに「水谷」のおすしは端正で隙がなく、ネタも最高のものでした。今でもここの赤みのマグロの味は忘れていません。そして、お値段も最高でした。カウンターの並びの席にはテレビでよく見る噺家さんがお付の方とお弟子さんを連れて座っていました。確かに「水谷」のおすしは忘れがたい味ですが、お値段のことを考えたら、再訪するには躊躇します。でも、鎌寿司は値段もリーズナブルで、ご主人は良い物を提供したいと言う熱意があり、下町らしい気さくなところですので、また訪れたいと思いました。   (続く)
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by Mchappykun | 2010-01-31 05:38 | 旅行