やせっぽちソプラノのキッチン

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冬の東京(2)                1・30・2010

第二日目  1月23日(土) 

浅草ビューホテル、23階の部屋から朝日を見ることが出来ました。遠く真ん中に見えるのが現在建設中の東京スカイツリー。暗いので分かりませんが、写真の中ほどが浅草寺です。東京はどこから眺めてもビルばかり。

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さて、朝食を求めて浅草、国際通りを歩きます。常春のサンディエゴからやってくると、やはり風の冷たさに一瞬身が縮こまります。でも、この寒さもなんだか気持ちがいい。

あらかじめネットで調べておいた朝食を出すチェーン店、七福弁天庵 に入ります。私が頼んだものはとろろ朝食。とろろ、海苔、生卵、素うどん、ご飯、漬物がついて380円。夫は玉子焼き朝食で掛け蕎麦を頼みました。これも380円。おうどんも熱々だし、とろろにたまごを入れて、ご飯にかけて、これぞ日本の朝食。おいしかった!この味でこのボリュームでこのお値段。やみつきになりそう。

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一旦ホテルに戻ってから、浅草寺に向かいます。途中、花やしき通りをぬけます。浅草寺の境内ではいかにも下町らしくお姉さんとお猿さんのパーフォーマンス。
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午前10時を回ったところですのに仲見世通りのこの込みよう。お店を覗くこともままならず、ざっと見ながら歩きました。

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浅草に来たからには是非訪れたいのが河童橋の道具街。ここにある和食器のお店、田窯が私のお気に入りです。割れ物なので持って帰らねばならず、どうしても買う数に限りがあります。ここは店長さんを始めお店の方の対応がていねいで、外国に持ち帰るといいますと、梱包もとても丁寧にしてくださいます。ここで買った食器類はそのうちぼちぼち料理で使った時にご覧に入れます。でも、これしか買わなかったの?というほど少ししか買えませんでした。梱包をしっかりすると、大きな荷物になってしまうのです。

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さて、お昼ご飯に向かった先は浅草の並木藪蕎麦
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12時を回っていたので、お店の外で10分ほど待ちました。夫はお銚子も頼みました。つまみは板わさ。旅行の最中ならではのお昼のお酒。お通しで出てきた蕎麦味噌がおいしかったです。夫も私も鴨なんを頼みました。長いままの葱と鴨のつくねがとてもおいしかったですよ。もちろんお蕎麦も。本当はざる蕎麦を食べたかったのですが、そうするとおかずがてんぷらくらいしかなく、鴨なんになりました。向かいに一人で座っていた中年の男の方。なかなかの通らしく、手酌でお酒を飲みながら、鴨なんのぬき(蕎麦抜き)などをゆっくり召し上がっておりました。老舗らしく、通にも人気のあるお店なのですね。

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午後は疲れを取るためにホテルでゆっくりしました。そして夕食に向かった先は鎌寿司
このお店はある方のブログで何度も出てきて気になっていたお店です。ネットで色々調べて、値段の割には良さそうでしたので、一応3-4日前にアメリカから予約を入れておきました。

お通しで出てきたゆりね。
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少し食べてから写真を撮っていないことに気づき、慌てて撮りました。江戸前のコハダが酢の加減も丁度よく、最高でした。江戸前は少なくなってきているのだとか。煮ハマも、アオヤギもおいしかったです。

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エビのうに和え
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さわらを焼いてから出汁と醤油の汁をかけたもの。これもおいしかった。
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中トロのマグロも脂っぽくなく、本当においしかった!残念なのは、すしを置くカウンターの色が赤なので、すしが映えないのです。これが木製だったらもっときれいなのにと思いました。

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これはお醤油をつけずにこのまま食べて、と言われて直接手のひらの上に置いてくれたものが沢山あり、それらは写真に撮ることが出来ませんでした。

本場、栃木産のかんぴょう。柔らかくてうまみがあります。昆布巻きに出来るしこしこと硬いかんぴょうは本当のかんぴょうではないとご主人はおっしゃいます。

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北海道産のウニ。やはりサンディエゴのウニとは一味も二味も違い、磯の香りと味が濃くとてもおいしかったです。
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材料にこだわる栃木弁のご主人。気取らないご主人との会話も楽しく、「随分入ったね」とご主人に言われたように、本当に沢山戴きました。

最後にもう一度コハダを握ってもらい〆めとしました。

この日は土曜日。私たちのほかに途中からなじみらしい男性一人が入ってきただけで、まるで貸し切り状態。ご主人の話ですと、昨年あたりから、土日はめっきり人が入らなくなったそうです。やはり不況のあおりでしょう。

東京にはそれこそ星の数ほどおすし屋さんがあります。何年か前、まだ東京のミシュランガイドが出ていない時、現在三ツ星の新橋の「水谷」に伺ったことがあります。以前から究極のおすし屋さんとして名高いところです。確かに「水谷」のおすしは端正で隙がなく、ネタも最高のものでした。今でもここの赤みのマグロの味は忘れていません。そして、お値段も最高でした。カウンターの並びの席にはテレビでよく見る噺家さんがお付の方とお弟子さんを連れて座っていました。確かに「水谷」のおすしは忘れがたい味ですが、お値段のことを考えたら、再訪するには躊躇します。でも、鎌寿司は値段もリーズナブルで、ご主人は良い物を提供したいと言う熱意があり、下町らしい気さくなところですので、また訪れたいと思いました。   (続く)
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by Mchappykun | 2010-01-31 05:38 | 旅行

冬の東京(1)       1・29・2010

皆様お久しぶりです。21日から東京へ行っており、つい先ほど(カリフォルニア時間の29日お昼)帰ってまいりました。東京でもブログを更新しようと思っていたのですが、時差ぼけと忙しいのとで、出来ませんでした。旅行中にブログを更新していらっしゃる方は本当にすごいと思いました。

さて、私たちが訪れていた約一週間、それほど寒くもなく、沢山の友達と姉、そして夫の仕事関係の方にもお会いすることが出来、とても充実した日々でした。もちろん冬の味覚もたっぷり味わい、とても満足しました。今日からこの東京の冬の味覚をアップしたいと思います。

第一日目 1月22日 (金)

向かい風のためロサンジェルスから13時間かかった東京。本当にくたびれました。成田空港からスカイライナー、タクシーと乗り継いで向かった先は浅草。実家が無くなってしまった私たちは生まれ育った東京に帰ってもホテル住まいです。浅草ヴューホテルに荷物を置いて、早速夕食です。実は夫も私もお腹がぺこぺこ。ホテルのすぐそばにあるふぐ料理を出す三浦屋へ行きました。狭い階段を三階まで上って、お座敷に通されました。

いかにも下町らしい飾りつけ
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お通しの数の子入りの松前漬け
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ふぐの皮、白子(おなべ用)、にこごり、おなべ用の薬味
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ふぐさし
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ひれ酒
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今回、私はすっかりこのひれ酒にはまってしまいました。炙ったふぐのひれの香りがお酒に移り、小ぶりの湯飲み茶碗のような器に入ったひれ酒は、体も温まり、お料理にも合いました。

赤貝のお刺身
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ふぐちり
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ふぐのお店なら、ほかにも美味しいお店はいくつもあるのでしょうが、約2年ぶりの日本らしい味に、心も体もあったかになり、長旅で疲れた心身を癒してくれました。             (続く)
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by Mchappykun | 2010-01-30 08:04 | 旅行

里芋と豚肉の煮物        1・20・2010

夕べは冷蔵庫の中の整理をかねて、残っている野菜を使った料理にしました。豚肉に里芋、にんじん、ごぼう、絹さやを入れた煮物です。いり鶏の鶏の代わりに豚肉を使った料理ともいえます。れんこんやたけのこを入れてもよいかもしれません。

里芋は二度ほど湯でこぼして水で洗ってからぬめりをとり、ごぼうも水にさらしてあくを抜いてさっと湯がいておきます。野菜類をサラダオイルで炒めてから豚肉を炒め、だし汁、酒、みりん、砂糖、醤油で味をつけます。豚肉ですので、少しこってり目に、汁がほとんどなくなるまで煮込むとよいようです。最後にしょうがの千切りを散らしましたが、あったらゆずや、レモンの皮でもよいでしょう。何も無かったら七味唐辛子でもよいと思います。最後に何かアクセントがあると、味が引き立ちます。

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サンディエゴは昨日も引き続き大雨で、NBCの全国ニュースでも報道されるほどのひどい天気でした。この大雨の中を運転しなくてはいけませんでしたが、ところどころ道路上を滝のように水が流れ、低い所は池のように水がたまり、気が抜けませんでした。このストームはまだ続きそうです。サンディエゴの皆様、くれぐれも運転にはお気をつけ下さい。
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by Mchappykun | 2010-01-21 02:26 | レシピ

嵐のサンディエゴとブラームスの歌      1・19・2010

昨日は朝から小雨模様。そのうち風がビュービュー吹いてきて、午後にはすごい雨になりました。この冬はいつもより雨が多く感じます。しかも大雨が。いつも雨量が足りなくて困っているサンディエゴですが、こんなに大雨が降るのも心配です。

お向かいのやしの木が風に揺れてしなっていました。やしの木の枝というのはとても大きく、強風のあとに道路に落ちているのを見ると、こんなのがまともに車に落ちてきたら、かなりダメージを受けるだろうと、怖くなります。

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やしの木が強風に揺れているのを見ると、ブラームスの曲を連想します。Zwei Gesänge(二つの歌)の二番目の歌、Geistliches Wiegenlied(聖なる子守歌)です。珍しい組み合わせのアルトとヴィオラ、ピアノのトリオのために書かれた曲です。

スペインの詩人Lope de Vegaの詩をドイツ語に訳したものをブラームスが作曲したもので、一人の母としてマリアが息子であるキリストが静かに眠れるように、ざわざわと風に揺れるやしの木を静かにさせてくれるよう、天使たちに頼む子守歌です。キリストの未来の受難を予知する母、マリアの不安が見事に表されています。せめて赤子の時だけでも、静かに眠らせてあげたい、と言う母としての願いが込められています。

そして、この曲の元になっているのはよく知られているドイツ民謡です。マックス・レーガーも「マリアの子守歌」と言う題名でこの民謡を基にした曲を作っており、こちらの方はクリスマスの歌としてよく歌われているので、ご存知の方も多いでしょう。

ブラームスのこの曲をソプラノ、ヴァイオリン、ピアノに編曲したものを3年前に演奏しました。原曲の持ち味を生かした良い編曲で、演奏していて私自身とても楽しみました。あまり知られていない曲ですが、とてもよい曲ですので、下の青い字をクリックして、聞いてみてください。

歌:ジェッシー・ノーマン、ピアノ:ダニエル・バレンボイム、ヴィオラ:ヴォルフラム・クリストです。
Geistliches Wiegenlied(聖なる子守歌)

ジェッシー・ノーマンはソプラノですが、彼女の深い音色はアルトのような響きを持っていて、低い音も高音のピアニッシモもとてもきれいです。そして何よりも彼女の内省的な表現が素晴らしいと思います。

普段のサンディエゴのやしの木は青空をバックにこんな感じです。上の写真と同じお向かいのやしの木です。サンディエゴは熱気球が飛ぶ青い空のほうが似合っています。

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続きに歌詞の日本語訳を載せました。

続き
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by Mchappykun | 2010-01-20 02:30 | 音楽

チャイナ・シェフ・四川(Mira Mesaのレストラン)     1・18・2010

昨日の日曜日、今話題の映画、Avatar(アバター)を見に行きました。IMAXの3D です。今までIMAXの3D はドキュメントのものしか見たことがありませんでしたが、迫力満点、とても楽しみました。切符はオンラインであらかじめ買っていったので、開始20分前に着きましたが、席はほぼ埋まっていました。それでもやっと、二人飛び飛びの席を確保して、やれやれ。子どもも沢山いましたが、年配の方も結構いらっしゃり、確かに子どもから大人まで楽しめたのではと思います。最近の映画は色々な意味でとても進化しているのだな、と感心しました。

帰りは映画館の近くのチャイニーズレストランChina Chef Sichuan(9225 Mira Mesa Boulevard, Suite 110-A, San Diego, CA 92126.)に行きました。ここはすごくおいしいというわけではありませんが、まあ、それなりのどちらかと言うと家庭的な気取りの無い料理を出します。味は全体に濃い目ですので、ご飯に合います。

冷菜のオードブルをケースの中から三品選びます。ぶたの耳とたけのこと湯葉。
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牛肉のテンダーロインと大根のホットポット
テンダーロインではなくシャンクの部分と思いますが、花椒のパンチがきいていました。

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エビのガーリック炒め
エビと一緒に炒めたくわいのカリカリした食感がおいしい一品でした。
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チャイニーズ・スクワッシュ(瓜の一種)この野菜料理が一番おいしかったです。
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最後サーヴィスでデザートまで出てきて、本当にお腹がはちきれそうになりました。タピオカのほの甘いスープにコーンの粒が入っているのが面白い趣向でした。

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それにしても量の多いこと。食べきれずに持ち帰りましたが、これで明日のランチも作らずにすみそうです。アメリカは18日の月曜日はキング牧師の日で祝日です。
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by Mchappykun | 2010-01-19 02:30 | レストラン

あんこうの共酢          1・17・2010

アメリカの東海岸、メリーランド州に住んでいた頃、一週間に一度は韓国のスーパー、Korean Korner に行っていました。お魚も結構新鮮で、お肉も薄切りが置いてあり、アジア系の野菜の種類も豊富でお値段も安めでした。ただ、お店の人によっては英語があまり通ぜず、頭としっぽはそのままに、うろこと内臓だけとってください、と言ったはずなのに、あれよあれよという間にカレイの周りのひれをはさみでジョキジョキ切られてしまったのには閉口しました。それからは、内臓を取らないでそのまま買うことにしました。

そんなKorean Kornerで、ある日どう見てもアンコウの肝と思しきものを発見しびっくりしました。それまでアメリカでは見たことが無かったからです。鮮魚コーナーでアンコウをさばいているおじさんが肝を取り出しているのですが、どうやらその肝はパックに入れずに、ゴミ箱行きのようなのです。私はゴミ箱に行く前に売ってくれるように頼みました。こんなものどうするの?と言った怪訝な顔をしたおじさんは、ただでそれを譲ってくれました。それは300g ほどもある大きな肝でした。今から15年くらい前の話です。

何回かそのような幸運に恵まれたあと、Korean Kornerのおじさんも日本人ならこの捨てるところを買うと気がついたのでしょう。いつの間にか、あんきもはパックに入り、値段をつけて売られるようになってしまいました。日本のあんきもの値段を知っている私には、それでもお安く、見つけると嬉々として買い求めたものでした。

さて、サンディエゴのニジヤさんではあん肝は全く珍しい食材ではありません。
アメリカ産のあんこうと肝は冬場にはほとんどいつでも手に入ります。もっとも身と皮、肝だけで、その他の七つ道具までは手に入りませんが。夕べはあんこうの共酢を作りました。一手間かけた肝を使った共酢はとてもおいしくできました。レシピは最後に書きました。

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付け合せのひとつは鶏肉の煮物。鶏のささ身に片栗粉をつけて、だし汁に梅干、みりん、酒、醤油で調味した中でさっとゆでて、葱を散らし、最後にしその葉の千切りを載せます。梅干の酸味と塩味でさっぱりとした一品です。これはキッコーマンのレシピを参考にしました。

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あんこうの共酢
レシピ
材料

あんこうの身と肝(あればえら、皮、胃なども含める)
共酢
あんこうの肝 100g
味噌、みりん 各 1/3カップ
砂糖 ¼カップ
酢 大匙2

1.肝以外のあんこうはゆでてざるにとりさます。

2.肝は塩と酒を振って40-50分蒸し、冷ます。

3.共酢を作る。蒸した肝は裏ごしし、すり鉢でする。味噌はフォークなどにつけてあぶり焼きし、みりんは煮切る。これらに砂糖を入れてさらにすり、酢を少しずつ加える。

身、肝と共酢を別皿にしてつけながら食べても、全部一緒にあえてもどちらでも良いです。辛子を加えても良いでしょう。また、肝が沢山無いときは、共酢でなく、酢味噌で和えてもおいしいです。

身はさっぱりしているのに、肝は海のフォアグラとも呼ばれるほど濃厚ですので、その組み合わせが良いですね。今回は肝は硬くなりませんでした。蒸し時間によるものなのかも知れません。ちなみに175g で35分蒸しました。

さて、昨日のワンコのお散歩の時にうつした近所のお庭の花木です。桜のような梨のような花です。名前は知りませんが、この花を見ると日本を思い出します。

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by Mchappykun | 2010-01-18 02:45 | レシピ

いわしのマリネ                       1・16・2010

昨日はニジヤさんで新鮮ないわしが売られていました。表示を見ますと、ローカルと書かれています。近海ものです。どんな料理にするかアイディアもないままに、これは買わねばと手を伸ばしました。小ぶりですが、10匹で2ドル30セントでした。

二日ほど前に近くのオーガニックのスーパー、Jimbo’sでキウイが5個で1ドルととてもお買い得だったので、買って台所においてあるのですが、それが丁度食べごろ。キウイをソースにして白身魚のカルパッチョにしようと、ひらめのお刺身も買い求めました。

となると、いわしは洋風に。家に帰って、イタリア料理の本を見ながら、いわしはMario Batali 風のマリネにすることにしました。レシピは最後に書きました。
 
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白身魚のカルパッチョ、キウイソース添え。どこかでキウイのソースを見たような気がしますが、思い出せなくて、自分流に作ってみました。

ひらめはきつめの塩をして、冷蔵庫に7-8分置いてしめます。水で塩を洗ってから良く水気を拭き、そぎぎりにします。(キウイのソースがすっぱめなので、あえて酢では洗いませんでした。)キウイはつぶしてから、塩少々、アップルサイダーヴィネガー、蜂蜜を加えかき混ぜます。オイルは入れませんでした。キウイの甘さによって蜂蜜の量を調節してください。

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付け合せの野菜はインゲンとアーモンドのソテーです。インゲンは塩茹でしてから、バターと薄切りのアーモンドと炒めます。アーモンドの香りと歯ざわりがインゲンに案外合います。

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いわしのマリネ・イタリア風:Marinated Fish with Vinegar and Mint
レシピ:Mario Batali 著「Molto Italiano」を参考
材料(4人分)

ガーリック 4-5片 つぶす
フレッシュなミントの葉  みじん切りにして大匙1
ホワイトワイン・ヴィネガー 1カップ
小麦粉 ¼カップ
イワシ、またはワカサギのような小さい魚 約1キロ(頭を落としてうろこと内蔵を取りきれいにする)
エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル 1カップ

1.小鍋にガーリック、ミント、ヴィネガーをいれ沸騰したら、弱火にし、ヴィネガーに香りが移るように煮る。(私は鷹のつめをクラッシュしたものを小さじ1ほど入れました。)

2.きれいにした魚をペーパータオルで水気を拭き、小麦粉に塩、胡椒を少々加えて、魚にまぶす。フライパンにオリーブオイルを半カップ入れ、魚をソテーする。(一度にたくさん入れないように)焼けた魚はペーパータオルの上において、余分な油分を取る。

3.フライパンの油をきれいにふき取り、残りのオイルを弱火で温める。

4.ヴィネガーをこして、ガーリック、ミントとヴィネガーに分ける。魚を皿かボウルに入れ、取っておいたガーリックとミントをかける。温かなヴィネガーとオイルを混ぜ、魚の上にかける。

Mario Batali はこれを冷蔵庫で2-3日置いて、少し冷たいままか、室温にしてサーヴするとありますが、私はせいぜい10分くらいしか漬けませんでしたが、とてもおいしく出来ました。これを2-3日も漬けておいたら、すっぱくなりすぎるように思うのですが。

昔、母はよくアジでこのようなマリネを作りました。小鯵はから揚げにして、一緒にたまねぎやピーマンも漬け込みました。残ったアジのマリネを翌日食べた記憶があります。酢が魚全体にいきわたって、それはそれでとてもおいしかったと思います。

小さい魚でしたら、から揚げより少し大目のオイルでソテーしたほうが簡単ですね。この料理は典型的なローマの家庭料理なのだそうです。から揚げした魚のマリネは日本でも良く食べられていますが、オリジナルはローマなのでしょうか。

昨日は経済的で、おいしい夕ご飯でした。
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by Mchappykun | 2010-01-17 02:43 | レシピ

オレンジ・マーマレード                  1・15・2010

夫の仕事仲間のDさんからご自宅でとれたオレンジとレモンを戴きました。写真の下の二つがレモンですが、とても立派なレモンです。一年半前に私たちが差し上げた木に生ったということなのですが、我が家のレモンとなんと言う違いでしょう。同じ時期に我が家でも同じ大きさの同じ種類のマイヤー・レモンを植えたのですが、我が家のは3センチくらいの小さなレモンが二つなっただけです。私はどうもGreen Thumb (ガーデニングの上手な人をこんな風に呼びます。)にはなれないようです。 

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このまさにオーガニックのオレンジを丸ごと食べたくて、マーマレードにすることにしました。しかも、Dさんはオレンジは「Tart」だけど、とおっしゃっていたそうです。Tartとはかなりすっぱいという意味です。これはマーマレードを作るのに最適です。

レシピは最近ブログで知り合ったフランスにお住まいの「Fleur de Sel 塩の華」さんからのものです。(青字をクリックしてください。サイトに直接つながります。)この方のお料理は素晴らしいの一語に尽きます。美しくて上品で、私は毎回ため息をつきながら写真に見とれています。「文は人なり」といいますが、文章からも素敵なお人柄がうかがえて、読んでいるととても爽やかな気分になります。そして、この方のお料理を食べてみたいと、切に思います。どうぞ皆様もこの方のブログを訪れてみてください。きっと幸せな気分になりますよ。

さて、Fleur de Selさんの通りに作ってみたつもりですが、出来上がったものは、彼女がお作りになったものとは別物になってしまいました。彼女のは洗練された都会的なコンフィチュ-ル。私のはその辺のどこにでもあるようなマーマレード。
やはり、一旦ベッドに入ってから、ハタとオレンジを煮なくてはと気がついて、眠い目をこすりながらかき混ぜたのが、良くなかったのかしら。

輪切りにしたオレンジ
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出来上がったマーマレード
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冷静になって考えて見ますと、やはり最初の水の量が足りなかったのだと思います。彼女の写真をもっとていねいに見ればよかったのに、と反省しました。また、彼女は義母さんから譲り受けたコンフィチュール専用の銅鍋。私はルクルーゼ。そんなところにも違いがあるのかもしれません。でもなんといっても、半分寝ながら料理したのが一番の敗因です。眠いときに料理をしてはいけない。今回の教訓です。

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でも今日の朝、パンにつけて食べてみたら、味のほうは申し分なくおいしかったです。オレンジの質が良かったからでしょう。Dさん、「Fleur de Sel」さん、どうもありがとうございました。

「Fleur de Sel 塩の華」さんのレシピはこちら
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by Mchappykun | 2010-01-16 02:48 | 手作り

マッサマン・カレー(南タイのカレー)           1・14・2010

昨日は南カリフォルニアにしては珍しく小雨と曇りの冴えない天気でした。一応牛肉は買ってあるので、買い物に出かける必要もなく、考えていた通り簡単な四川料理にでもしようかと思ったのですが、なぜだか気が進みません。予定して買っておいたのに、その日になると、別のものが食べたくなることってありませんか?今日はこれが食べたい、という積極的な気持ちがあればよいのですが、昨日は自分でも何が食べたいのか良く分からないという、非常に困った状態でした。

リヴィングルームのコーヒーテーブルの上に置きっぱなしになっているタイ料理の本をめくりながら、タイ料理は色々な種類の材料が必要だから、家にあるものだけでは無理だろうな、と思いながら牛肉のページを繰っておりました。ところが、あったのです。買い物に行かずとも我が家にある材料だけで出来るタイ料理が。

そこで俄然嬉しくなってしまい、作ったのが Southern Mussaman Curry Of Beef(Geng Mussaman Neua)マッサマン・カレーです。マッサマンは南タイのカレーで、その地方には沢山の回教徒が住んでいるそうで、彼らのオリジナルだということです。料理本にはMussamanというスペルですが、インターネットではMassamanというスペルで出てきます。どちらが正しいのか私には分かりません。

赤唐辛子が15本入ったにしては辛くなく、ココナッツミルクやタマリンド、ハーブなど色々なものが入っているので、とても複雑な味のおいしいカレーです。ただし、時間がかかりますので、急いでいるときは作れません。

蒸したまごを添えると書いてありましたので、作りましたが、ここで大失敗。タイマーを10分にセットしたまでは良かったのですが、すっかり忘れてほかのことに夢中になっている間に、17分も経過してしまいました。本当は黄身がとろっと流れるはずが、固ゆで。時間は多少かかるけれど、ゆでるより蒸すほうが柔らかく仕上がるとありましたので、楽しみにしていたのに、これでは何のために蒸したのか...トホホの一瞬でした。

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付け合せは困ったときのお助けレシピ。大体いつでもどこの家庭でも置いてあるにんじんとセロリの簡単サラダ。塩、砂糖、米酢、ごま油をかけて和えただけ。でもこれが意外とさっぱりとして何にでもあうのです。

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マッサマン・カレー:Southern Mussaman Curry Of Beef(Geng Mussaman Neua)
レシピ:David Thompson 著「Thai Food」より
材料

牛肉(骨なしのシャンクかフランクステーキの部分) 200g
ココナッツクリーム  4カップ
しょうが  千切り 大匙3
ローストしたピーナッツ  ¼カップ
カッシアの皮(シナモンスティックでも良い)  2センチ
白砂糖またはパームシュガー 大匙3
フィッシュソース(ナンプラー) 大匙2
タマリンド・ウォーター 大匙4
なす(白い長いものが望ましい)2本  なくとも良い
ゆでたけのこ 千切り 1カップ  なくとも良い

ペースト
鷹のつめ 15本 種を除いて水に漬けてからざるにあける
塩 大目のひとつまみ
乾燥ココナッツ  ローストして1/2カップ
ピーナッツ ローストしたもの1/4カップ
タイのカルダモンポッド 7個 ローストして中の種を砕く
ローレル 3枚 ローストして細かくする
クローブ 5個 ローストして砕く

1.牛肉を大きな一口大に切り、煮立ったココナッツクリームの中にいれ、とろ火にして2時間、牛肉が柔らかくなるまで煮る。時々かき混ぜながら、水分が足りなくなったら、水を加える。

2.牛肉を煮ている間にペーストを作る。材料をすり鉢でするか、グラインダーでペースト状にする。

3.牛肉が柔らかになったら別皿に移し、残りのココナッツクリームはボウルにうつす。

4.牛肉をきれいな鍋に入れ、ペースト、しょうが、カッシアの皮を入れて弱火で炒める。香りがたったら、とっておいたココナッツクリーム、砂糖、タマリンド、フィッシュソースを入れる。

5.なすは縦に半分に切ってから三つに切る。なす、たけのこを加え、煮る。

茄子もたけのこもなかったので、お肉だけでしたが、おいしく出来ました。

David Thompson 著「Thai Food」の本では最初にペーストを作るとありますが、明らかに牛肉を煮ている間にペーストを作ったほうが時間の節約になりますので、私が順番を変えました。

*昨日アップした葱油鶏、もし余りましたら、是非ラーメンのトッピングにお使い下さい。とてもおいしい鶏そばになります。
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by Mchappykun | 2010-01-15 03:02 | レシピ

葱油鶏    1・13・2010

毎日の献立、頭を悩ませますよね。手の込んだ料理はしたくないけれどおいしいものが食べたい。いつもこんな風に思っています。日本や中華の食料品店に行かず、近くのスーパーでも手に入る材料で。とパラパラ料理本をめくり、決めたのが葱油鶏です。

近くのスーパー、ラルフズ(Ralphs)に行きましたら、鶏の丸のままはすべて2キロ以上の大物ばかり。そんなことだと思っていましたので、コーニッシュ・ヘンを買い求めました。コーニッシュ・ヘンは5-6週間の若い鶏で、一羽が1キロ以下のものです。小さいので2羽が1パックになって売られています。次の日のお弁当にもなるので、丁度良いでしょう。

さて、これを紹興酒と葱、しょうがに30分マリネして、蒸すだけ。とても簡単ですが、見栄えは良いし、おいしいしのでお勧めです。

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葱油鶏:Steamed Chicken with Green Onion
レシピ:傳培梅著「培梅食譜」より
材料

鶏肉一羽 約1-1.5キロ
マリネ
グリーンオニオン(葱) 2本
しょうが スライス3枚
塩 大匙1
紹興酒 大匙11/2

葱の千切り ½カップ
しょうがの千切り 1/3カップ
サラダオイル 大匙5

1.グリーンオニオン(葱)、しょうが、をつぶして、塩と紹興酒とまぜておく。

2.鶏肉をきれいにし、1を鶏肉の中と外側にまぶして、30分マリネする。ただし、2時間以上は漬けないように。

3.マリネしている鶏肉のボウルのまま蒸し器に入れ、強火で10-15分蒸す。(鶏肉の大きさにもよりますが、私はコーニッシュ・ヘン、2羽、1.5キロで30分かかりました。)

4.火を止めて、そのまま15分置く。鶏肉を取り出し、横2. 5センチ、たて5センチに切って皿の上に鶏の形になるように並べる。葱としょうがの千切りを載せる。

5.オイルを熱し、皿の上の鶏肉に満遍なくかける。一旦かけたオイルを中華なべに戻し、もう一度熱くして鶏肉の上に再度かける。

付け合せはキャベツとエビのくず煮

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by Mchappykun | 2010-01-14 02:55 | レシピ