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やせっぽちソプラノのキッチン

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八月の北海道 -積丹半島から岩内へ-     8・28・2010

第八日目  8月14日(土) -続き-


美味しいウニがたっぷりのったウニ丼に大満足の私たち。車を更に先へと進ませます。長いトンネルをいくつもくぐりぬけ、海を右に見ながらひた走りました。

私は学生時代の四十年近く前に、友達と二人で積丹半島をバスで回り、ユースホステルに泊まったことがあります。そのときは途中からガタガタゆれる泥んこの道でした。地図で見たら、このユースホステル、お昼を頂いた「浜寿し」があるすぐそばなのです。確か、その頃はユースホステルがあった町余別で、道路は終わっていたと思います。

海沿いの国道229は当然ながらきれいに舗装されて、昔の面影はまったくありません。この雷電国道と呼ばれる道路はウィキによると、小樽から江差までの全長307km 。この間最長3.57km のトンネルを始め、なんと全部で63ものトンネルがあります。こんなに沢山のトンネルをよく掘ったものです。
 
神威岬と神威岩
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弁慶の様々な伝説から生まれたという奇岩、雷電海岸の弁慶の刀掛岩
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この日の宿泊地、岩内に行く途中、神恵内という町を通りました。そこで見つけた海産物やさん、「菅原商店」で干物を買い求めました。干物といっても珍味類、お酒のつまみです。大きなお店ではありませんが、商品は全てこのお店が作っているそうで、今まで見たこともない名前のものがずらっと並んでいます。

夫の相好は崩れっぱなし。こういう珍味が大好きなのです。日持ちがするので、沢山買い求めました。こういう地元の小さいお店の方が美味しく、また値段も安いものです。

菅原商店で買い求めた珍味
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岩内の道の駅に着いてしまいましたが、まだチェックインの3時には間があります。ハスカップのアイスクリームを食べて時間をつぶし、温泉宿、高島旅館へと向かいました。

山の緑に囲まれたこじんまりとした旅館です。全部で12室とか。
ロビーから見た景色
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部屋の右側の窓には大きな栗の木が沢山の実をつけています。
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ここの温泉は水でうめることも、沸かすこともしない、源泉かけ流しで、硫黄の匂いもしない、透明なきれいなお湯です。大きな湯船と隣の露天風呂と両方入りました。温泉は何年ぶりでしょう。肩までつかると、ザザーッとお湯が溢れました。なんとも贅沢な気分です。

温泉に入り、部屋で少しゆっくりすると、はや夕食の時間です。ここはお部屋で頂くことができます。最近は部屋食が少なくなりつつありますが、部屋で食べられるのは旅館の醍醐味の一つです。

仲居さんが小さいプロパンガスを持ち込んで、食事の用意を始めました。この仲居さんが元気が良くて、フレンドリーで、ただでさえ豪勢な食事が一層楽しくなりました。

サーヴィスに白ワインを持って来て下さいましたが、デザートワインのように甘く、これだけがちょっと残念でした。
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「今日は時化だったから、殻つきのウニでなくてごめんなさい。」と言ってでてきた塩水ウニ。やはり今日は海は荒れていたのです。

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なまこ。こんなに美味しいなまこは初めてでした。
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ホタテ、ボタンエビ、ホッキのお刺身。
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活あわび。「切ってもいいんだけれど、このままガブッと丸のままかじった方がおいしいから。前歯でなくて、糸切り歯でね。」と、丸かじりを催促されて、写真は、かじった後になってしまいました。見苦しい写真、悪しからず。活きた鮑の丸かじり。なんと言う贅沢でしょう。やはり、とても前歯では噛み切れない硬さですが、確かに糸切り歯を使うと、案外簡単に噛み切れました。口の中で、コリコリ、衝撃的な美味しさでした。

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ひらめの姿造り。優に4人分あります。これらのお刺身を本わさびを自分ですりながら頂きます。
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鮑、つぶ貝、そら豆を備長炭で焼きます。丁度程よく焼けると、殻からスッとはずすことができます。
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石狩鍋にも鮑。これで、一人計三つの鮑を頂いた勘定です。お腹が苦しくなるほどで、残念ながら、お鍋の魚類を食べきることはできませんでした。それにしてもすごい量です。娘たちをここに連れてきたかった、と思いました。もちろん量はこのままで。

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この地方でしかとれないという珍しい魚、吉次(キチジ:キンキの一種)。

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鮑の肝の酢の物
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デザートは夕張メロン。これが甘くて、柔らかでジューシーで、素晴らしく美味しかったです。
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新鮮で贅沢な海の幸をこんなに沢山に頂いたのは初めてです。鮑が夢に出てきそうです。でも、本当においしかったです。誠にご馳走様でした。
by Mchappykun | 2010-08-29 02:20 | 旅行