一人分の食事を作るようになって、一番頭を悩ませているのは材料の量です。大体が1パックの量の多いアメリカですから、殆どは半分使って、後は冷凍庫にということになってしまいます。
野菜にしても、1個では多すぎることがしばしば。なるたけ二日続けて同じ材料を使いたくないのですけれど、時には仕方のないことも多々あります。
夕べは一昨日の残りのエンダイブを使って、前菜を作りました。室温にもどしたブルーチーズをクリーム状にし、チーズの1/3ほどのマヨネーズとパセリのみじん切りを混ぜ、エンダイブに載せたものです。それだけでは色が寂しいので、やはり半分残っていたトマトを角切りにし、塩、胡椒、ワインヴィネガー、オリーブオイル、パセリと一緒にして、載せてみました。
ブルーチーズ(私が使ったものはフランス産Saint Agur。)とエンダイブ、なかなか良い組み合わせです。これならお客様にもお出し出来ます。
メインは鴨料理。ニジヤさんで買い求めた鴨の1パックは一人分に丁度良い大きさです。余分な脂を取り除き、皮目に格子の切込みを入れ、塩胡椒して熱した厚手の鍋(ルクルーぜのような鍋)で皮の方からソテーします。鴨から脂が出てきますから、オイルはしかなくて良いです。(オーブンを250度F 、120度C に温めておきます。)
ソテーしている間にソースを作ります。オレンジ1個はセグメントにします。オレンジの皮を千切りにし、ゆがいてザルにとっておきます。小鍋に砂糖(小匙1)、赤ワイン(1/2カップ)、蜂蜜(小匙1)を熱し、砂糖が溶けたらバルサミコ酢(大匙1)、塩、胡椒、オレンジジュース(1個分)、オレンジリカー(小匙1)、オレンジの皮を加え、少し煮詰め、片栗粉でとろみをつけます。
鴨は皮側約6分、返して2-3分で取り出し、アルミホイルにきちんと包んで、オーブンの中で5分休ませます。アルミホイルの中にたまった肉汁はソースの中に入れます。5ミリ幅にスライスして、オレンジを飾り、ソースをかけて出来上がり。
パリッとした皮とロゼに焼けた鴨。甘いワインのソースとオレンジが良く合い、ちょっとお洒落な美味しい鴨料理でした。
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