私の下の姉は10月生まれです。この姉の誕生日には必ず母が栗のお赤飯を炊いたものでした。姉の誕生日は、家族の皆が栗のお赤飯を楽しみにしていました。長じて、結婚しても姉は自分の誕生日には栗のお赤飯を炊いているようです。
先日姉と電話をした折、この栗のお赤飯に話が及びました。姉は今年も自分の誕生日に結婚した三人の子どもたちとその家族を呼んで、栗の入ったお赤飯を振舞ったそうです。
夕べは姉から教わった栗のお赤飯のレシピを真似して、栗おこわを作りました。栗は熱湯に20分漬けて鬼皮と渋皮を剥きます。剥いた栗は水に漬けます。栗の水気を切ってからビニール袋にいれ、砂糖をまぶします。冷凍庫に入れて3時間から一晩置きます。このようにすると、栗の甘さと黄色い色が出るのだそうです。もち米(2カップ)は洗って水にやはり3時間は漬けておきます。
炊飯器にうるち米1/3カップをもち米と混ぜ、塩少々入れ、冷凍した栗を砂糖のついたまま米の真ん中を空けて載せます。後は炊飯器をもち米にセットしてボタンを押すだけです。
久しぶりに作った栗おこわ、ほくほくした栗がとても美味しくできました。砂糖をまぶした栗をそのまま入れますから、おこわにも甘味が出ますので、幾分デザートような感じになりました。砂糖は大きな栗15個に対して小匙1と控えめにしたつもりですが、もう少し減らしても良いかもしれません。もっとも栗の甘さにも左右されるでしょうから、砂糖の加減は案外難しいかもしれません。
次回は砂糖をまぶさず、昆布だしと酒を入れる方法で試そうと思います。
それにしても、栗の皮を剥く作業は根気の要る仕事です。約40個の栗の皮を剥きましたが、その日一日右の人差し指が痺れたままでした。(栗は熱湯に漬ける他、3分ゆでてから冷めるまで放置してから剥く方法もあります。)
左がミツワで買った栗。右がニジヤです。大きさも色も違いがあります。種類が違うようで、ニジヤの栗は黄色く甘いのですが、パサついていました。
夕べのメインは鴨の治部煮です。ロゼに煮えた鴨、柔らかで美味しかったです。レシピは
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