このところ、アメリカはおかしな気候に見舞われています。中西部から東にかけてはまるで夏のように暑くなり、暖かなはずのアリゾナでは珍しく大雪が降ったそうです。アリゾナでキャンプをしているシカゴの野球チームが、寒いのでシカゴに戻ったとニュースが伝えていました。
西海岸は先週末は雨の寒い日が続きました。昨日は午後から晴れましたが、春分の日としては気温が上がりません。遠くの山は雪をかぶっています。それでもスーパーにはラッパ水仙が3束5ドルで売られていました。3束、30本の水仙、一昨日は茶色い鞘の中に納まっていたつぼみが、昨日は一斉に開き、部屋の中がぱっと明るくなりました。
最近はガソリンの値段も上がるばかり。用のないときは車を出さないのが一番。買い物もなるたけ行かずにいたほうが賢明のようです。夕べは冷蔵庫の中身を検討して、レモンとオリーブオイルにマリネしてグリルしたチキン、蕪のポタージュ、アボカドとトマトのサラダを作りました。
蕪と玉葱をみじん切りにしてバターで炒め、チキンストック(自家製)を加えてミキサーにかけただけのシンプルなスープです。最後に
「異邦人の食卓」のタヌ子さんがおやりになっていたように、余っていたマスカルポーネを加えました。蕪の甘味とマスカルポーネのコク、とても美味しくなりました。
夕べも美味しく食事を頂けたことに感謝。
合わせたカクテルはテキーラがベースの「ブロードウェー・サースト」サーストはThirstのことで、喉が渇いているという意味ですから、ブロードウェーへの渇望ということだそうです。テキーラ1/2、オレンジジュース1/4、レモンジュース1/4をシェークします。柑橘類のジュースが半分ですから 口当たりが良く弱めのカクテルです。
レモン風味のグリルしたチキン
レシピ:Dorie Greenspan著「Around my French table」参考
材料(6人分)
鶏胸肉 6枚 8ミリの厚さに肉叩きでたたいて均一にする
オリーブオイル 大匙2 ½
レモン汁 大匙2
香菜 適宜
レモン
1.オリーブオイルとレモン汁、塩、胡椒をボウルまたはビニール袋に入れ、鶏肉を室温で少なくとも30分マリネする。
2.グリルを熱くして、鶏肉の水分をふき取り、片側4分ずつ焼く。
3.香菜のみじん切りとレモンを添えてサーヴする。
レモンの香りがさっぱりと美味しい鶏料理です。肉たたきで叩くと胸肉も硬くなりません。縦に細く切り、サラダにしても美味しく召し上がれます。
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