日本では鴨肉がなかなか手に入らないと聞いていたので、鴨料理を姉に食べてもらいたいと思っていました。私は鴨には桃やベリー類を組み合わせるのが好きですが、今の時期にはオレンジくらいしかないので、今回はフルーツなしの料理にしてみました。
いつものように鴨の皮は細かく格子状に切り込みを入れ塩胡椒します。非常に熱くした厚鍋に皮からソテーします。皮目7分ほど、身のほう3-4分で大体ミディアムレアーです。一旦別皿に移し、アルミホイルをかぶせておきます。
ソテーして出た脂を小匙2ほど残して後は捨て、ハニー(大匙1-2)、バルサミコ(大匙2-3)、ライムジュジュース(1個分)、鴨から出た肉汁を加えてソースを作ります。5ミリほどの厚さに切った鴨にソースをかけて召し上がって下さい。ソースは焦げそうだったら少し水を加えます。
フルーツがなくともとても美味しい鴨の胸肉料理になりました。このレシピは私の大好きなDorie Greenspanさんのものです。
前菜はスペイン風ガーリックシュリンプ。ガーリックのみじん切り、鷹のつめを細かくしたものを炒め色がついたら海老を入れ、パプリカ、塩、胡椒、ドライシェリー、レモン汁を入れて最後にパセリのみじん切りを散らし、鍋ごと食卓に出します。
シェリーの香りと風味がスペインの香りになります。
サラダは紫の水菜、春菊、ルッコラ、りんご、ドライクランベリー、ローストした胡桃です。ルッコラの花を1本だけ添えましたが、お分かりになるでしょうか。ドレッシングはシャンペンヴィネガーとオリーブオイルです。
デザートは甘さが足りなかった苺に少し手を加えました。四つわりにした苺に少量の砂糖を加え、赤ワインとクレーム・ド・カシスの中に漬けておきました。イマイチの苺も美味しく変身しました。
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