また果物を使ったお菓子を焼いてしまいました。お友達から頂いた沢山の野菜をやっと消費し、冷蔵庫の野菜ケースが空いたので、一昨日知野ファームを訪れました。いつもの三分の一ほどの量を買ったのですが、その中にプラムを入れました。

知野ファームのプラムはとても美味しいのです。皮ごと食べても全く酸っぱくなく、こんなに甘いプラムは他所で食べたことがありません。でもすぐに季節が終わります。ですから、プラムを見つけたら必ず買うことにしています。夕食の後に食べたプラムは、2週間ほど前に較べると幾分酸味が増して、皮も厚くなっていました。それでも充分に甘いのですが。
今朝になって、ふとこの美味しいプラムを使ってケーキが作りたくなりました。
最近私は焼き菓子を作ってばかりいますが、毎回小さな一切れを食べただけで、終わってしまいます。私は作るのも大好きですし、皆さんに喜んでいただけるのは嬉しいのですが、それでもやはり、折角作ったお菓子、せいぜい2-3日は自分でも楽しみたいと思ったのです。
確か、どこかにフレッシュなプラムを使ったケーキのレシピがあったはず、と探して、私のお気に入りの本、Dorie Greenspan著「Baking from my home to yours」に見つけました。
材料は全て買いに行かなくとも間に合います。プラムは5個しかなく、少し足りないので、チェリーも加えることにしました。
材料の分量は下に書きました。
プラムとチェリーは縦に半分に切り、種を取り除きます。

8インチ(20センチ)の正方形の型にバターを塗り、粉をはたいて置きます。オーブンは350度F(180度C)に温めて置きます。
小麦粉、ベーキングパウダー、塩、粉末カルダモンをボウルの中でかき混ぜておきます。
スタンドミキサー(平らなアタッチメントを使用)かハンドミキサーで室温にした無塩バターを3分かきまぜクリーム状にし、ブラウンシュガーを入れて更に2分かき混ぜます。卵を1個ずつ入れ、1分ずつかき混ぜ、サラダオイル、オレンジの皮の摩り下ろし、バニラエッセンスを入れ更に攪拌します。スピードを緩め、粉類を入れかき混ぜます。途中ゴムベラで周りについた生地をかき混ぜます。

型に入れ、表面を平らにならします。プラムとチェリーを切り口を上にしてきれいに置き、オーブンの中段に入れ、35-40分、中央の生地に串を刺して何もついてこないようになるまで焼きます。

15分ラックの上で冷やすと、果物から出てきたジュースが落ち着きます。

プラムを半分に切るようにすると、切り口がきれいです。甘さ控えめなので、朝食にもなります。
プラムとチェリーのケーキ
レシピ:Dorie Greenspan著「Baking from my home to yours」参考
材料:20センチの正方形の型(私が使ったのは22センチ) カップはアメリカサイズの250ml
小麦粉 1と1/2カップ
ベーキングパウダー 小匙2
塩 小匙1/4
粉末カルダモン 小匙1/4(なくとも良い)
無塩バター 大匙5 室温にする
ブラウンシュガー 1/2カップ(本では3/4カップ)
卵 大2個
サラダオイル(癖のないカノラかサフラワー) 1/3カップ
オレンジの皮の摩り下ろし 1個分
バニラエッセンス 小匙1(本では小匙1と1/2)
プラム 大5個 (本では8個)
チェリー 20-30個 (プラムが沢山あるときはなくともよいし、また、チェリーだけでも良い。)
*プラムはよく熟したものをお使いください。それでもチェリーと較べると酸味が強く、酸っぱいのが苦手な方は、オーブンから出して温かなうちにプラムの上から少量の砂糖を振りかけても良いと思います。
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