週に1度は訪れる日本のスーパー、ニジヤさんでは冷凍してから解凍したスルメイカが売られています。烏賊はアメリカの普通のスーパーではまずありませんが、Whole Foodsというちょっと良いスーパーには小さい烏賊が皮を剥かれてきれいな状態で置いてあります。勿論アジア系のお店には売られています。烏賊や蛸はアメリカ人で食べる人はあまりいないのでしょう。
さて、時々無性に食べたくなる烏賊を夕べは簡単な炒め物にしました。これは元は檀一雄著「檀流クッキング」の「イカのスペイン風」で、臓物も墨も一緒に皮も剥かずに炒めるものです。新鮮な烏賊でないと無理ですので、私はハラワタをとり、皮を剥いてきれいにしました。
さて太目の短冊に切った烏賊は塩胡椒、サフラン、白ワインに漬けて置きます。潰したガーリックと種を抜いた鷹の爪をオリーブオイルで炒めたところに烏賊をつけ汁ごと投入。炒めすぎないように火を通して出来上がり。簡単ですが美味しい炒め物です。

お買い得品だったお刺身用の鮭はインスタントグラブラックスに。塩(小匙3/4)、黒胡椒(小匙1/4)、砂糖(小匙1/2)を混ぜてお皿に満遍なく散らし、薄く削ぎ切りにした鮭を重ならないように置きます。その上にまた塩、黒胡椒、砂糖を混ぜたものを散らし、ブランデーを振りかけます。空気が入らないようにぴったりラップをして冷蔵庫で、少なくとも1時間寝かせます。
フェンネルのサラダを添えて、ケイパーと一緒にいただきました。

スペイン風というほどの夕食ではありませんが、中途半端に余っていたオレンジで
サングリアも作り、夏の夕べにふさわしい食卓になりました。
ご訪問ありがとうございました。
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