和風にしようと買った鴨ですが、スーパーで山と積まれた桃を見て気が変わりました。メキシコ産の黄色い桃。温かなメキシコではカリフォルニアより2ヶ月程早くに桃が収穫できるのですね。
サンディエゴはメキシコの国境まで車で30分。人間も物資も違法なものもメキシコとは頻繁な行き来があります。
桃を見たら、鴨と合わせたくなりました。また季節が巡って、春というか初夏のものが出始めたのです。
サラダは残っていたビーツにこれもまた半分ばかり余っていたりんご、ゴートチーズ、胡桃、終わりかけた鉢植えの春菊でサラダ。
ビーツの程よい甘さ、りんごの甘酸っぱさ、ゴートチーズ、胡桃はとても良い組み合わせで、ドレッシングがいらない程ですが、シャンペンヴィネガーとオリーブオイルをまわしかけました。(チーズが入るので塩も入りません。)
これで友達から頂いた二つの大きなビーツを食べ切りました。
鴨のマグレとピーチ
レシピ:Dorie Greenspan著「Around my french table」参考
材料 (一人分)鴨のマグレ 1枚
桃 小2個
ガーリック 1片 潰す
タイム 適宜 (出来ればフレッシュなもの)
蜂蜜 小匙1と1/2
ポートワイン 大匙2ー3
バルサミコ酢 小匙2
白ワインヴェイネガー 小匙2
塩、胡椒 適宜
1.鴨は余分な皮を取り除き、皮目に格子状の切り込みを入れ、両面に塩胡椒する。
2.フライパンを非常に熱くし(油はしかない)皮目から焼く。火は弱めの中火。厚さにもよるが、片面約4分。皿に取り出し、アルミホイルをかぶせる。
3. フライパンに脂分小匙2程残し後は捨て、ガーリックとタイムを入れ、ピーチをソテーする。両面が狐色になったら別皿に移す。ガーリックとタイムは捨てる。
4.フライパンに蜂蜜を入れ、溶けたらポートワイン、ヴィネガー類、鴨肉から出た肉汁を加え少し煮詰める。
5.ソースを煮詰めている間に鴨を削ぎ切りにして皿に桃と一緒に盛る。
6.ソースを上からかけてサーヴする。
鴨はロゼに仕上げた方が旨味があります。ソースが熱いので切った鴨が加熱されますので、ご注意ください。
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