玉葱、緑色のピーマンと赤いパプリカとトマトを唐辛子と一緒に煮込んだピペラード。ご存知、バスク地方の有名な料理です。昔、日曜になると夫がピペラード入りのオープンオムレツを作ってくれたものでした。
夫のレシピでは、オムレツに水分は禁物なのでトマトの種を入れなかったのですが、今回の私のレシピはトマトの種も皮も一緒にざくざく切っていれました。
鶏肉は別にソテーして、後でピペラードの中で煮込みます。本当はバスク地方で採れる唐辛子、ピメント・エスプレットを使うのですが、手持ちのメキシコのハラペニョとカエンヌペッパー粉を使いました。
ピリッとした辛さが食欲を刺激します。
ピペラードの色に負けない鮮やかなサラダは人参とりんご、パセリ、レーズン。プレーンヨーグルトに塩胡椒、リンゴ酢、オリーブオイルのドレッシングです。
プレースマットもオレンジにして、計画した訳ではなく冷蔵庫にあるもので作ったのですが、明るい夏色の食卓になりました。
ピペラードで煮込んだ鶏肉
レシピ:Dorie Greenspan著「around my french table」参考
材料(2人分)
スィートオニオン 中1個
オリーブオイル 大匙1
ピーマン 日本の小さいものなら3ー4個、アメリカの大きいものなら1個
赤いパプリカ 1個
唐辛子 (ハラペニョ、セラーノなどマイルドなもの)薄切り
トマト 中2個
ガーリック 2片 みじん切り
塩 適宜
砂糖 少々
タイム 適宜
ローリエ 1枚
ピメント・エスプレット又はカエンヌペッパー 適宜
挽きたて黒胡椒 適宜
鶏肉 (私は手持ちの骨無しもも肉を使いましたが、骨付きの方が味がでると思います。) 約200g
オリーブオイル 大匙1
塩、胡椒
辛口白ワイン 約80ml
バジル (飾り)
1. 玉葱は縦4つに切ってから横にスライスして、オリーブオイルで十分に炒める。
2. ピーマン、パプリカは種を取り、縦に薄切りして、玉葱に加えて炒める。(約10分)
3. トマトのざく切り、ガーリック、唐辛子、塩、砂糖、タイム、ローリエ、カエンヌペッパーを加えて更に炒め、蓋をして弱火にし蒸し煮にする.
4. 一方、鶏肉はペーパータオルでしっかり水分を拭き、オリーブオイルで皮から先に炒める。両面が狐色になったら皿に取り出し、塩胡椒する。
5. 鶏肉を焼いた後の油は捨て(ペーパータオルにしみ込ませると簡単です。)白ワインを入れ、少し煮詰める。鶏肉とでて来た汁と共にワインに戻す。
6. ピペラードを鶏肉の上にかけ、鶏肉に完全に火が通るまで煮込む。
7. 皿に盛りつけバジルを飾る。(お好みで白いご飯も合います。)
ピペラードは卵料理に合います。余分に作り、次の日のオムレツやスクランブルエッグと一緒にお召し上がりください。
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