引っ越しに仕事に忙しい友達。食事を作る時間もないでしょうと思い、夕食を共にしました。
1週間前に知野ファームで買い求めたメロン、カンタロープの芳香が家中に漂い、どうやら丁度この日に完熟となったようですので、まずはメロンの冷製スープ。メロン(皮がついている状態で約600g)に対して生姜の擂り下ろし(小匙1/2)とライムジュース(半個分)と一緒にフードプロセッサーで撹拌して冷蔵庫で冷やします。このときジュースのようにすっかり液体状にしないのがコツです。(これで二人分です。)
マルガリータのグラスに注いでから、この日開けた冷えた白ワイン、ナパヴァレーのシャルドネ、Robert Mondavi(2010年)を大匙1杯ほど加え、メロンボーラーでくりぬいたメロンと苺とスペアミントをのせました。
生姜とライムの香り、そして辛口の白ワインが甘いメロンと良く合い、夏の夕べにぴったりです。
前菜はブッラータと苺、色とりどりのチェリートマトと自家製バジル。ピンクペッパーがアクセントで、他は何もいりません。ブッラータはいつ食べても美味しい。友達も私も久しぶりのブッラータに舌鼓。
副菜はほうれん草のレモン蒸し。ベビースピナッチは洗ったら笊に取り、鍋に入れて、レモンのゼスト、塩、胡椒、オリーブオイルを加えて蓋をして蒸し煮。レモンの香りの良い爽やかな一品です。
バゲットにはバターとパルメザンチーズとロズマリーのみじん切りを混ぜたものを塗って、オーブントースターで焼きました。これは、このところずっとブログをお休みしているfuyucamloveさんのレシピですが、すっかり我が家に定着しました。
fuyucamlove さん、どうなさっているのでしょう。
さて、メインは鯛の紙包み焼き。これもほぼ我が家の定番です。鱗と内蔵を取った鯛は良く洗ってから水分を拭き取り、塩胡椒して、お腹の中と上にハーブ類(今回使ったのはパセリ、タイム、イエロータイム、オレガノ、ロズマリー)と薄切りガーリック、白ワイン、オリーブオイルをかけて、500度F(260度C)のオーブンで15分。(レモン汁を振りかけるのを忘れました。)
2重にしたパーチメントペーパーのまわりには卵の白身を塗るとうまくくっつきます。卵の白身は黄身だけ使ったときに冷凍しておくと、こんなとき便利です。
「鯛とは引っ越し祝いに最適ですね。」と友達も喜んで下さいました。
デザートはピーチゼリー。これは前日アップしたものと同じですので、写真には撮りませんでした。
目新しいものはありませんが、夏のひとときにふさわしい爽やかで美味しい夕食でした。何より一人ご飯でなく、誰かと一緒の食卓はそれ自体がご馳走です。
ご訪問ありがとうございました。