友達の菜園で採りたてのビーツを頂いたのは数日前のことです。気になりながら、ビーツはオーブンで1時間くらいローストせねば、という思いがあり、暑い日が続いたこの週はなかなかオーブンを使えずにいました。
ビーツは保存のきく野菜ですが、それでも早く調理したにこしたことはありません。昨日はやっとビーツをローストしようと思い腰を上げました。ところが直前になって、電子レンジで調理するのとどれくらい味が違うのかしら、という実験心が湧いてきました。
耐熱皿に葉っぱを切り取ったビーツを入れ、大匙3ほどの水を加え、ラップをしてまずは5分。ビーツは大、中、小5個です。5分では柔らかにならず、もう5分。小さいものは柔らかになりました。
更に3分。中くらいの物も柔かに。更に5分で大きなものがやっと柔らかになりました。
小さい3個はライムのゼストとジュース、蜂蜜、オリーブオイル、塩、胡椒、ミントの千切りにマリネして大好きなサラダに。残りは保存。
数日経ってもまだ新鮮な葉っぱはスープに。今まで葉っぱを色々に調理してきました。炒め煮にしてヨーグルトを入れたり、油揚げと一緒に炒め煮にしたり、でもこのシンプルなスープが一番美味しいと思います。レシピはイタリア料理のアメリカのシェフ、Mario Bataliのものです。
以前のサイトにレシピが載っています。
肝心のお味です。やはりローストしたものの方が甘みがでて美味しいと思います。でも大きいものも20分で出来、しかも室内も暑くなりませんから、それを考えると電子レンジも悪くはありません。
メインは塩麹に二日マリネしておいた樺太鱒のムニエル。エアルームのミニトマトをオリーブオイルで皮が破れるまでソテーしたものを添えました。
オレンジの入ったサングリアをお供に、のんびりとした週末の幕開けです。アメリカはこの週末は三連休です。皆様も良い週末をお過ごしください。
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