土曜日の
メトロポリタン・オペラのライブの映画を見に行くときはランチ持参です。午前9時55分に始まり、3時間半の長丁場ですから、途中の幕間で軽いサンドイッチなどを頂きます。
ところが、一昨日は買い物に行きたくなく、でもパンもないので、あるものでお腹の足しになるものを作りました。それがパーシモン・ブレッド、柿のケーキです。
パウンドケーキの形をしていますが、イースト菌を使わず、ベーキングパウダーやベーキングソーダを入れて化学反応で発酵させて焼くこのようなケーキ類を、アメリカではブレッドと呼びます。
以前、渋柿をピュレにして
胡桃と一緒にケーキを作りましたが、今回は柿の食感が残るように角切りにしていれました。
作ったその日より次の日の方が美味しいので、前の日に作って置くことが出来て便利です。ご一緒した二人の友達にも二切れずつ差し上げて、喜んで頂けました。
さて、オペラの演目はビゼー作曲
「カルメン」。カルメンもドン・ホセ役の歌も演技もとても素晴らしく、また、合唱も脇役もオーケストラも流石メトロポリタン。大いに楽しみました。(主役のお二方、少しダイエットされた方が。。。と言うのは余計なお世話でしょうか。)
ヨーロッパに遅れること一週間、今日(11月2日)からアメリカも冬時間になりました。
パーシモン・ブレッド(柿のケーキ)
レシピ:Dorie Greenspan著「Baking」のマンゴー・ブレッドを参考にしてアレンジ
材料:18x9センチのローフ型1個分 (カップはアメリカサイズの250ml)
卵 2個
サラダオイル カノーラかサフラワー 1/2 カップ
小麦粉 1と2/3カップ
砂糖(オーガニック) 1/2カップ
ベーキングパウダー 小匙2/3
ベーキングソーダ 小匙2/3
シナモン(粉) 小匙2/3
塩 小匙1/6
ブラウンシュガー 1/6カップ
柿 私は富有柿を使用(熟しているが固いもの) 2個 角切りで約1と1/3カップ
生姜 一かけ 擂り下ろす
レーズンなど干し果物 1/2カップ (私はラム酒に漬けてあるものを使いました。)
1.型の外側にパーチメントペーパーかアルミホイルを二重にして覆う。(外側が焦げないようにするため)オーブンを350度F(180度C)に温める。型の内側にバターを塗り、パーチメントペーパーを敷き、更にバターを塗る。
2.卵とサラダオイルをボウルに入れてかき混ぜる。
3.大きなボウルに粉類と砂糖を入れて良くかき混ぜる.ブラウンシュガーは玉にならないように崩してから入れる。
4.2を3に加え、ゴムベラでかき混ぜる。柿、生姜、レーズンなどを加えてかき混ぜる。(かなり重いのでしっかりかき混ぜます。)
5.型に入れて表面をならし、オーブンの中段に入れ、1時間15ー20分、竹串を刺して何も付いて来ないようになったら出来上がり。型のままラックに置いて冷ます。(途中あまり焦げ色がつくようならアルミホイルをフワッとかける。)
冷めてからラップに包めば、室温で4日もちます。
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