お元気で現役活動をされている104歳の日野原重明先生と、フードドクターの東畑朝子さん(1931年生まれ)が監修した「ちょっと具合のわるいときの食事」(婦人之友社)という本があります。(1985年に発行されたので、もう絶版のようです。)
この本を友達に貸していたのですが、先頃返して頂いたので、またパラパラとめくっていて、忘れていたレシピに出会いました。
この本は具合のわるいときでなくとも大いに役立つ本で、元気なときにも随分お世話になっています。
さて、忘れていたレシピとは、表題の「風邪退治鍋」です。
豚バラ肉の間に生姜と大蒜の薄切りを挟んで香りをつけておきます。
その他の具材は白菜のざく切り、えのき茸、春雨又は葛きりだけというシンプルさです。私は残っていた豆腐も加えましたが、あまり具材の種類は多くしない方がよいです。
薬味はもみじおろしや、醤油(私は昆布の切れ端を入れておきます。)、柚の皮や汁、レモンなど。
昆布を入れたお湯に大蒜や生姜も入れて、白菜の芯の方から入れて煮ていきます。(本では昆布は入れずに塩をひとつまみとありますが、私は塩は入れません。)
これからの季節、風邪をひいていなくとも身体も心も温まる手軽で美味しいお鍋です。
ご訪問ありがとうございました。