グリーンティー(緑茶)は欧米人にもかなり浸透してきたようですが、「茶道」の文化を持つ日本人のお茶へのこだわりと、楽しみ方とはまだ隔たりがあります。
そう思っている私ですが、大好きな
Dorie Greenspanさんの最新の料理本「BAKING CHEZ MOI」に緑茶の葉っぱ入りのサブレーが載っていました。パリ在住のアメリカ人料理研究家が作った緑茶の葉っぱ入りのサブレー、早速作ってみました。
Greenspanさんが使っているのはレモンやスパイスなどフレーバーのある緑茶ですが、私は日本人にお出しするので、頂きものの美味しい玉露の葉を使いました。
オーブンを開けた途端に良いお茶の香りがし、薄緑の奇麗な色になりました。
お出しした方々も「良いお茶の香り」と仰って、沢山召し上がって下さいました。
緑茶サブレー
レシピ:Dorie Greenspan著「Baking Chez Moi」を参考
材料:直径4センチのサブレー約25枚(本には40枚とありますが、私は直径が大きかったからか、27枚しか出来ませんでした。)
無塩バター 大匙8(アメリカの1スティック、113g)
緑茶の葉 小匙2と1/2
砂糖 50g (私は1割減らしましたので45g)
シーソルト 小匙1/4
小麦粉 170g (アメリカのカップ1と1/4)
1. バターは冷蔵庫から出しておく。冷たいけれど柔らかすぎない程度。
2. お茶の葉は石臼などで細かく潰す。FPなど使わず潰すようにした方が香りがでます。石臼が無い場合はワックスペーパーの上でグラスの底などで潰します。
3. 潰したお茶の葉、砂糖、塩を指で潰すようにしながらよく混ぜる。小麦粉を加え、更に良く混ぜる。
4. バターを親指の先くらいの大きさに切り、3に加え、手でバターを潰すようにしながら全体を良く混ぜる。良く混ざったら、一つのボールにまとめる。
5. ボールにした生地を二つに分け、円筒状にまとめる。中が空洞にならないように注意。ラップに包み、冷蔵庫に3時間、又は冷凍庫で1時間くらい寝かせる。
6. オーブンを350度F(180度C)に温める。
7. パーチメントペーパーの上に7ー8ミリの厚さに切った生地を5センチ間隔でのせて、オーブンの中段に入れる。途中1回向きを変えて全体で12ー4分焼く。周りがうっすらと狐色になり、表面はまだ少し柔らかな状態でオーブンから出す。
8. パーチメントペーパーにのせたまま2ー3分冷まし、その後はラックに移し室温になるまで冷ます。
*密閉した容器に入れれば室温で4日もちます。
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