賞味期限が迫っている封を切っていないマスカルポーネを冷蔵庫の中で見つけました。何を作ろうと思って買ったものか。。。
一気に消費するにはティラミスを作るのが早道。幸い、封を切っていない市販のレディーフィンガーも一箱あります。という訳で早速作りました。
私はマスカルポーネと生クリームの両方が入ったティラミスが好きなのですが、生憎生クリームがなかったので、Mario Bataliのレシピで生クリームの入らないティラミスです。(自家製レディーフィンガーと生クリーム入りのティラミスのレシピは
以前のサイトを参考になさって下さい。)
卵の黄身と砂糖を湯煎にして、ぽってりするまでかき混ぜる所だけ注意が必要ですが、後はとても簡単。(詳しいレシピは下に書きました。)
作ったのは3−4人分ですから、一日で食べきれる訳はなく、最初はオーソドックスに無糖のココアの粉をかけて。
2日目、ココアの粉が八丁味噌のパウダーに似ていることから思いつき、ココアの代わりに八丁味噌パウダーを。
とても美味しい!アイスクリームにかけるより、この方が私の好みかも。ココアより意表をついていて、塩加減が良い按配。
そして三日目は2日目のものにブルーベリーを加えてみました。ブルーベリーは煮立った砂糖水(2カップの水に対して砂糖3/4カップ)に入れてすぐに火を止め、そのまま冷ましたものです。フレッシュなものをそのまま使うより、まろやかになり、お菓子としての完成度が上がります。
八丁味噌パウダーの威力を感じたティラミスでした。
ティラミス
レシピ:Mario Batali著「Molto Italiano」参考
材料(約3−4人分)
全卵 1個 黄身と白身に分ける
卵の黄身 1個
砂糖 大匙1
マスカルポーネ 約220g
塩 少々
レディーフィンガー 9−12本 (作る器によって加減して下さい。)
エスプレッソ 約1/2カップ
カルーア 又はイタリアンブランデー 大匙1
無糖のココアパウダー、又は八丁味噌パウダー 適宜
砂糖水に漬けたブルーベリー 適宜 (なくとも良い)
1. 卵の黄身2個に砂糖を加えて湯煎にして、ぽってりするまでかき混ぜる。
2. 1の荒熱がとれたらマスカルポーネを少しずつ加えてかき混ぜる。
3. 卵の白身に塩を加えてピンと立つまでかき混ぜる。
4. 3の1/4を2に加えてかき混ぜ、残りを加えて更にフワッとかき混ぜる。
5. エスプレッソとカルーアを混ぜ、レディーフィンガーに刷毛で塗リ、器にしく。その上に4を適宜のせ、またレディーフィンガーにエスプレッソとカルーアの液を塗り、4をのせる。
6. 最後に無糖のココアパウダーか八丁味噌パウダーを振りかける。
7. お好みにより、ブルーベリーなどの果物をのせる。
ご訪問ありがとうございました。