どのように発音するのか分かりませんが、Bitochkiとはロシア語でひき肉のパテ(ハンバーグの形)のことです。元々は子牛のひき肉で作るものらしいのですが、私は脂身の少ない(脂肪分10%)牛ひき肉を使いました。ターキーや鶏のひき肉でもよいそうです。
蒸したひき肉のパテにマッシュルームやヨーグルト、ホースラディッシュを入れたソースをかけて食す一品です。ヨーグルトの爽やかな酸味とホースラディッシュの香と辛さが夏向きと言えるかもしれません。

近くのスーパーマーケットにホースラディッシュの根っこが置いてあったので、買い求め、この香が好きなので、レシピに書いてあったより沢山使いました。
昨年イタリアのトリエステを訪れたときのことです。トリエステは国境を接しているクロアチアやスロヴェニア、またオーストリー領だった影響が食べ物にも色濃くある所です。ハムやソーセージ、ヨタという豆類をつぶしたスープの上に、小さなかんな削りのようなもので、フレッシュなホースラディッシュを私たちの目の前で削ってくれました。
それはまるで雪片が落ちるようにはらはらと皿の上を覆い、鼻につんと来るほどの香の高さが食欲を刺激しました。
残念ながら、近所で求めたホースラディッシュはこれほどの香はありませんでしたが、それでも瓶詰めよりは大分香がありました。
ロシア風ミートボール(Veal Bitochki)
レシピは「Jacques Pépin’s Table」からです。
材料
食パン 3切れ(約60g )
ミルク ½カップ
たまねぎのみじん切り 1/3カップ
ガーリック 小匙1/2
パセリのみじん切り 大匙3
黒胡椒小匙1/4
塩小匙1/2
ひき肉(子牛、チキン、ターキーまたは牛肉) 450g
ホースラディッシュとヨーグルトのソース
オリーブオイル大匙1
たまねぎのみじん切り 大匙2
マッシュルームの細切り 1 3/4カップ
チキンストック1/4カップ
瓶詰め又はフレッシュなホースラディッシュ大匙1
プレーンヨーグルト1カップ
塩少々
黒胡椒少々
粗みじん切りのシラントロ(香菜)大匙2
1.食パンをパン粉にし、大きなボウルの中にいれミルクと混ぜる。たまねぎ、ガーリック、パセリ、塩、胡椒を混ぜ、更にひき肉を加えてよく混ぜる。
2.四つに分けて、厚さ2センチほどのハンバーグ型にする。お皿の上におき、沸騰した蒸し器の中で10分蒸す。蒸し器から取り出し、室温におき、ソースを作る
3.オリーブオイルを熱し、たまねぎを1分炒める。マッシュルームを加えて更にいため、ストックを入れる。沸騰してから2分ほど煮込み、残りの材料を入れる。但し、決して沸騰させないように目を離さないでおく。(沸騰すると、ヨーグルトが分離する。)
4.パテをソースと一緒に盛り付け、シラントロを散らす。