題名からもお分かりのように中国料理です。成都は四川省にある大きな都市だそうです。つまり、これも四川料理というわけです。英語名ではSauteed Chicken Cheng-Tu Styleとありますので、日本語でしたら成都風鶏の炒め物と訳せばよいのかもしれません。
もう一つの料理、炒南瓜糸ですが、日本語でしたら南瓜と書いたらかぼちゃですが、この料理はズッキニを使っています。英語名はZucchini Slivers with Garlicですので、千切りズッキニとにんにくの炒め物でしょうか。
鶏料理は傳培梅さんの「培梅食譜」からのレシピ、ズッキニはFuchsia Dunlopさんの「Land of Plenty」からです。
今までズッキニの中華料理は食べたことがありませんでしたが、にんにくの香がズッキニに絡まって、簡単ながらとてもおいしかったです。
ズッキニ(約500g )を千切りにして塩を振ってかき混ぜ、30分位置いておきます。みじん切りにしたにんにく小匙11/2を良く熱したピーナッツオイル(大匙2)で炒め、ズッキニを入れます。にんにくとズッキニが良く混ざるように強火で3-4分炒めます。味を確かめてお皿に盛ります。
とても簡単でしょう。これは四川料理特有のものではないそうで、中国のあちこちで食べられているそうです。簡単でおいしいからだとDunlopさんも書いておられます。
この本では言及していませんが、中国ではやはりズッキニではなくかぼちゃか瓜の一種を使っているのではないかと思います。Dunlopさんのアメリカ版の本はアメリカで手に入りやすい食材を使って書かれてあるので、余計にそう思います。かぼちゃもおいしそうですが、かぼちゃは硬いので千切りが大変そうですね。
今日は忙しいので、鶏のレシピはまた後でアップします。悪しからず。