昨日は私たちの結婚記念日でした。なんと31回目です。私の人生の半分以上ということになります。過ぎてしまえば短いようなものの、思い返せば、それなりの年月があります。
記念日を祝って、夕べは張り切ってイタリアンのご馳走を作りました。
まずは白ワインのハーフボトルで乾杯。
ファーストコースは松茸とアルグラのサラダ。マリオ・バターリの本ではポルチーニを使うのですが、私は松茸を使うことを思いつきました。もっとも、松茸は日本食料品店で手に入りますが、ポルチーニはどこで手に入るか分かりません。マリオ・バターリは本の中でこのポルチーニを使ったレシピが全体の中で一番高価だと書いていますので、ポルチーニが見つかったところで、手が出ないかもしれませんが。
松茸とアルグラの苦さがとても合いました。松茸は何も和食に限った食材ではないということが分かりました。
メインはおめでたい、鯛にしました。これもニジヤさんでニュージーランド産の素敵な鯛がいつでも手に入ります。
うろこをとったまな板の上の「鯛」。
鯛のオリーブ・ソース
魚もパサつかずオリーブやケイパーの塩味がほどよくおいしかったです。
そして付け合せはズッキニのマリネ。
デザートはアップルタルトとアイスクリーム。
すべて、とてもおいしかったです。自分で作って自分でおいしく食べているのですから世話がありません。
レシピ
ポルチーニ(松茸)とアルグラのサラダ:Porcini Salad with Arugula
Mario Batali [Molto Italiano]より
材料(4人分)
大きな新鮮なポルチーニ 4個(約450g )
アルグラ 2束 洗って水気を切る(約3カップ)
エクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイル ½カップ
レモンの皮のすりおろしとジュース 1個分
塩・胡椒
パルミジャーノ・レッジャーノ 約200g の薄切り
粒の粗い塩
ポルチーニは半分か4つに縦に切り、全面をグリルする。アルグラはオリーブオイル、レモンの皮とジュース、塩、胡椒をして混ぜ、皿に盛る。ポルチーニを上にのせ、チーズと粗引きの塩を最後にかける。
私は松茸にしましたので、チーズは使いませんでした。
レシピ
鯛とオリーブ:Snapper with Olives、Mario Batali [Molto Italiano]より
材料(4人分)
鯛 1匹 (1.5-2㎏)うろこと内臓を取ってきれいにする
小麦粉
エクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイル 大匙6
オリーブ 種を取り、粗みじん切りにしたもの1カップ
ケイパー 大匙3
レモンの皮とセグメント(薄皮を取った実) 5個
レモンジュース 3個
ホワイトワイン 1カップ
エクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイル ¼カップ
イタリアンパセリのみじん切り ¼カップ
粗い粒のシーソルト
1.オーブンを220度C(450F)に温める。
2.鯛の両面に二本のきりこみを入れる。小麦粉をまぶし、オーブンに入れられるフライパンか直火にかけられるロースティング・パンにオリーブオイルを入れ、中火で煙が立つほどに熱し、魚を入れる。黄金色になったらていねいに裏返し、オリーヴ、ケイパー、レモンの皮、レモンジュースとワインを入れる。
3.フライパンをオーブンの中に入れ、魚に火が通るまで約15分ローストする。オーブンからだし、5分そのままにする。
4.魚を皿にうつし、フライパンの中の汁をかけ、更にオリーブオイルをまわしかけ、パセリと塩をかけていただく。
オリーブやケイパーに塩分があるので、塩は控えめに。また、私が使った鯛は700gでしたので、オーブンは8分で出来上がりました。
ズッキニのマリネは続きに、アップルタルトのレシピは明日載せます。
Marinated Zucchini、Mario Batali [Molto Italiano]より
材料(8人分)
エクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイル ¼カップ
緑のズッキニ 中くらいの大きさ3本
黄色のズッキニ 中くらいの大きさ3本
ガーリック 6片
赤唐辛子のフレーク 小匙2
バジル 1カップを千切り
コーシャーソルト 大匙2
黒胡椒 大匙2
赤ワインヴィネガー ¼カップ
縦に薄切りにしたズッキニをオリーブオイルでソテーして、ペーパータオルで余分な油分を取る。ボウルに1/4をしく。
ガーリック、赤唐辛子、塩、胡椒を混ぜ、1/4をズッキニの上にかける。その上にワインヴィネガーをかける。これを繰り返す。ボウルにラップをし、冷蔵庫に2時間置く。冷たいままか又は室温にしていただく。
これは事前に作っておくことが出来るので、お客様の時にも便利です。黄色いズッキニがなかったので緑だけになってしまいましたが、黄色があるとカラフルになってきれいです。