人気ブログランキング |

やせっぽちソプラノのキッチン

sprnokchn.exblog.jp
ブログトップ

2009年 06月 30日 ( 2 )

ヨーロッパ大西洋岸旅行記(4) -La Rochelle-    6・29・2009

第4日目 2008年8月28日(木) -(3)からの続き-

午後はLa Rochelle のダウンタウンでウィンドーショッピングを楽しんだ。ウィンドーを見るだけのつもりだったが、結局可愛さにつられて鶏の絵が描いてある小さなミルクポットと私の長袖のTシャツを買ってしまった。普段見なれない街並みや店のディスプレーは何やらエキゾチックでしゃれて新鮮に見えるのだ。

La Rochelle の街のお菓子屋さん。夕食前なのでここはぐっと我慢。
a0127398_6183581.jpg



お土産のミルクポット
a0127398_635594.jpg



 ホテルで一休みした後、いよいよこの旅のハイライトの一つであるミシュランの二つ星レストランへ赴いた。
私たちはこのレストランRichard et Christopher Coutanceauで、食事のおいしさもさることながら、最高のサーヴィスにであった。一ヶ月以上前から電話で予約はしてあったが、私たちは初めての客。どこの馬の骨とも分からない熟年日本人のカップルをそつなく、しかも温かく丁寧にもてなしてくれた。

 Richard et Christopher Coutanceauで私たちが頼んだものはFixed MenuのMenu dégustationというもので、アペタイザー、メイン、デザートは二種類の料理からチョイスできるものだ。この中のメインで頼んだSea Bassのグリルはこの旅の圧巻と言えるほど素晴らしいものだった。これは日本風の塩焼きではあるが、魚の新鮮さ、皮目はパリッと仕上がっていて、中はそれ以上でも以下でもないという完璧な焼き具合だった。しかも熱々である。(どうぞ上のレストランの名前の所をクリックしてレストランのHPをご覧ください。メニューやお料理の写真があります。)
 私たちは白ワインのハーフボトルを頼んだが、そのワインもおいしかった。普通ハーフボトルは種類が限られることが多いのだが、このレストランではハーフボトルの種類もかなり充実していた。私はアルコールは元々強くないし、最近では夫はお酒が弱くなり、ハーフボトルで丁度良くなってしまった。私たちのテーブルの横でこの白ワインは冷やされ続けたが、ワインも水も丁度良いころあいにウェーターがグラスに注いでくれ、私たちがワインを自分たちで注ぐことは決してなかった。帰る時も、さっとドアを開けてくれ、行きも帰りも私たちがドアに手をかける事はなかった。おいしい料理と最高のサーヴィスで、私たちはまるで王侯貴族になったような気分でこのレストランを後にした。

これはホテルからの眺めですが、レストランの窓からの景色もこんな風でした。
a0127398_6374744.jpg


                                       (次回に続く)
by Mchappykun | 2009-06-30 06:46 | 旅行

お豆腐の思い出      6・29・2009

 日本食料品店ニジヤで、ハワイ産の刺身用かつおが売られていました。今年初めてのお目見えです。かつおの叩きサラダ風にするべく買い求めましたが、かつおが小さいのでもう一品欲しいところ。そして見つけたのがざる豆腐。昨日は夏のような一日でしたので、冷奴にしようと買ってみました。

かつおの叩きサラダ風
a0127398_1421100.jpg


かつおの叩きサラダ風はどこのご家庭でも我が家の味がおありと思いますので、今日はこのレシピは割愛。

そして迷いに迷って買ったのがこのざる豆腐。
a0127398_144076.jpg


 なぜ迷ったかといいますと、単純にいいお値段だったからです。$7.99です。お豆腐は手軽でおいしい庶民の味方、というイメージからは離れたお値段ではないですか?お豆腐の棚の前をしばらく行ったり来たりしながら、お店の方に「おいしいのかしら?」などと聞いてみたり。で、お店の方は「高いから買ったことがないので、お味の方は分かりません」と言われて、また迷ったり。一緒に行った夫が見かねて、一度買ってみたらいいじゃない、と言ってくれたので思い切って買いました。まぁ、それ程大げさに言うほどの値段ではないのですけれど。

 それで、このお豆腐はとてもおいしかったのですよ。そして量も優に3人分でした。このお豆腐はMEIJI TOFUと言って、ロサンジェルスの南、ガーデナで作っているお豆腐です。

 新鮮なかつおやおいしいお豆腐が食べられる南カリフォルニアに暮らしているということは本当に幸せなことです。それで、30年前イギリスに住んでいた時のことを思い出したのです。

 30年前、私たちはロンドンとオックスフォードの中間、Reading (レディング)と言う街に住んでいました。当時レディングのスーパーにはお醤油さえなく、お米もイタリアの短米をお鍋で炊いていました。日本食料品店はおろか、日本人さえもほとんど住んでいない街でした。そんな街の端のほうに小さなデリカテッセンがあり、そこはスモークド・サーモンがおいしくて、時折訪ねていました。ある時、お豆腐に似たものがおいてあるので聞いてみると、それはまさしくお豆腐でした。もう嬉しくて、もちろんすぐに買いました。そのデリカテッセンにはキッコーマンのお醤油も置いてあって、もちろんそれも買いました。でもそのお醤油、よくレストランの卓上にも置いてある一番小さいビンなのですが、当時のレートで、800円したのです。貴重なお醤油を少しずつタラッとかけながら食べたお豆腐。お腹の底からほっとして、肩の力がスーッとぬけました。

 サンディエゴには日本食料品店が3軒もあります。新鮮な日本の食糧がほとんどなんでも手に入るのです。ここに住んでいると、外国だということを忘れてしまいそうになります。おいしかったざる豆腐から、何だか昔のことを思い出してしまいました。
by Mchappykun | 2009-06-30 02:24 | 思い出